オペラを意識した作り? < The Musical AIDA
2009年 09月 08日
The Musical AIDA の2回目を見てきました。今回は天井桟敷。B席の中ではいい場所でしたが、た、高い! 人間が小さい~ でもまあ、オペラグラスを使うと表情の多少は見えるかな。エチオピアを懐かしむシーン= 緑とか、照明に凝ってる場所が分かるのは良かったです。
開幕10日、各キャストとも声は時々お疲れ気味。演技はこなれてたかも。
あれから、ネットで感想をいくつか探してみました。宝塚 「王家に捧ぐ歌」 と比較してる人がやっぱり多いですね。私はこの作品にはあまり詳しくないので、勉強になりました(^^) それによると、
1) 「スゴツヨ」 は音楽が違う (らしい)
…えっとぉ(^_^;A メロディーを変えてまで残すということは、実はファンが多いんでしょうか 「スゴツヨ」。まあ、なくなっていたら、私も一抹の寂しさは覚えたかもしれないです(笑)
2) 以前台詞だったものの一部が歌になっている (らしい)
なるほど! 「間のびしてる」 と感じてしまった理由はこれかも。
♪なーのーでーすーかー
みたいなところがいくつもあって、なおかつ私が苦手な近代的うにゃうにゃ旋律 (表現力が乏しくてすみません爆) なじみのある曲はそう退屈せず聞けたのに、その前振りの会話的部分が長い。ただでさえ日本語は1音1文字しか入らないのに、ゆったりした旋律だから余計に。
観劇していると、オペラで記憶しているのと似た感覚に時々なりました。
クラシック調に盛り上がる (少なくとも、そうしようとする)音楽
→ 人物登場。少し踊ったり、歌で会話したり (レシタティーボ風)
→ それぞれの人物の持ち歌 (アリア風)
というのが繰り返してたから? 音楽の良し悪しはともかく (私的には盛り上げは不発気味…)、全体にオペラを意識した作りかな、と思いました。