日本版LNDも気に入りました


by yukituri

リュ伯爵、マーベラス! < 韓国・モンテクリスト (一言)

2010/5/14 ソウル、ユニバーサルアートセンター 1階3列サブセン
★★★★★★★★☆☆

…なぜに英語(^_^;? ですが、まずこの言葉が頭に浮かびました。声質としても、全体の感想としても。いやすごい美声ですね~ やっぱり歌いまくる役がぴったり、この人 (リュ・ジョンハンさん) には!!
1幕最後の 「てめぇら地獄にやったるぜ」 みたいな歌(爆) が特に素晴らしかったです。

ナンがあるとすれば、時々アリアに聞こえること (そういうのも好きですが、ミュージカルらしさという点では)、最高音が Thomas のようにスコーンと上がらないこと、なんちゅうか素直な美声で、一声でこの人だ! という感じではない気がすること (これまた Thomas とか Uwe さんとか、独特な声質)

他も、メルセデスとヴァランティーヌ (発音は英語風?) はスイス St. Gallen のキャストよりむしろ聞き応えあるんじゃないかと思ったし (女性歌を少々見直し)。アルベール (これまた英語風? アルバート) は韓国のミュー俳優にしては歌が弱かったけど、ひょろっとした坊ちゃん風の笑顔が可愛かった(^^)

演出 (ヨーロッパ人だとか) も St. Gallen よりいいんじゃないですかね? 娯楽作として徹底していると思います (タイタニックごっこ? もあった笑)。あっちのは私的には、田舎劇場ががんばって上滑りしてる? (失礼!) ような箇所も散見されたんで。韓国版は、岩牢とか全部作ってより現実味を出そうとしているような。映像の使い方もクリエのように写真そのままではなく、暗くしたり油絵チックにしたりでなかなか。まあ、かわいい船とか屋敷の中とか流れ星とかはキッチュでディズニーのアトラクションを見ているようだったけど。

開幕前、紗幕になにやらハングルの文が投影。最初尋ねた係の人は外国語ダメで、日本語がかなり上手なお客 (こういう人がその辺にいるのはドイツ語圏と違うなぁ) が親切に説明してくれたところでは、
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「正義とは、それを持つ人のためのもの、
 愛とは、それを与えることができる人のためのもの」

という感じらしいです (もっと古めかしい言い方みたいだけど、良い訳が思いつけなくて) 監督のこだわりだそう。というわけで、復讐ではなく 「愛の物語」 だという点にもそれほど違和感や不満はありませんでした。

しかし、やっぱり台詞部分はツラいです、ワタシ的には。そもそも聞き取れないし、歌だとヨーロッパ幻想に浸っていても、アボジ! とか **イムニダ、とか聞くと、おおお韓国だ~ と引き戻されちゃて…(すみません)
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by yukituri | 2010-05-14 23:38 | 韓国ミュージカル関係