日本版LNDも気に入りました


by yukituri

クンツェ/ リーヴァイの世界、シーン別感想 (第1部)

第一部は初演で2回見て以来、久々のM.A. 柱4本に紋章だけのセットは巨大ギロチンよりずっと好き(笑) 衣装・演技付きのセミコンサート版。舞台は狭いけど、照明も健闘してました。無念ながら見そびれたブレーメン版がちょっとだけ味わえたのも嬉しかったです。曲はけっこういいんだよなぁ。
印象深かったシーンの感想です。一部キャストの偏愛、ごめんなさい。

1) 1779年: 狂言回しのボーマルシェ、本舞台に比べれば減っているが、相変わらず喋りが多い。
ブレーメンで削られたというのは、山路さんには悪いけど正解だと思う。

2) もう無くすものもない 3) ご覧、王妃を: 
貧困にあえぐパリ市民が、服はそのまま…(^_^;A まあ、市民が王妃を寸評してもいいけど、内容はやっぱり、舞踏会の出席者の貴族だよなぁ、と見て思ったら、プログラムでは演技は貴族なんだとか。うーむ。

4) すべてはあなたに: 初見の今フェルセン。意外と (失礼!) 色男。井上くんに似た髪形や歌い方にしてたのかも。涼風さんとのバランスは、こっちの釣り合いがいいというのは納得。声は井上くんの方が好きかな。フェルセンに引き換え、アントワネットの鳥の巣頭は相変わらずひどすぎ。パンフに載ってるブレーメンの衣装・髪型の方がよっぽど時代考証にも合ってそうだし好き。

5) 100万のキャンドル: 日本のこの手のコンサートには珍しく、突っ立って歌うのではなく、階段に力なく横たわるマルグリットの演出が良かった。笹本さんの演技と歌は深みが増してたような。

6) 流れ星の彼方 9) 神は愛してくださる: 土居アニエス、声が今ひとつ出ていなかったが、相変わらず癒し系の美声で、修道女の役柄はぴったり。

11) もしも鍛冶屋なら: ルイ16世、もちろん上手いのだが、なぜかそれほど感動せず。石川さんへの期待値がワタシ的に上がりすぎてるのかも(笑) 2回目の上方からは鉄格子の照明に感心。

13) 恐怖政治: ジャコバン党の面々がマルグリットを利用して王妃を見張ろうと企む 「力こそ正義」 な歌 (スカピン 「鷹のように」 と印象がだぶる) 笹本マルグリット迫力あるし、あの衣装はすっきり好き(^^)
半面に髪を垂らした 「市民フィリップ・エガリテ」、パンフで見たら KENTARO さん。ジャイルズといい芸達者だ。中山さんのロベスピエールも熱い。

14) Illusion-或いは希望-: ブレーメン版CDの幕開きの曲、大好き♪ 初めて日本版で聞いたけど、「アブラハムの天幕で眠った、エジプトでファラオに仕えた」 うんぬんという、不老不死の怪人・カリオストロの一代記はなく残念。あと、やはり Ethan の方が格好いい。最後には宙吊りでバッと消えるそうだったが、見たかった~!

15) The Voice In My Heart (心の声): Sabrina マルグリットが聞けて嬉しかったが、なぜ英語?? 観客が多少は聞き取れるようにか、アンサンブルの覚えやすさの都合?? (そう口が忙しい歌詞じゃないけど、準備時間短かそうだし) Sabrina の英語は下手じゃないが、最初がレロレロに聞こえてしまって、(個人的には) やっぱりドイツ語の方が格好いいと思ってしまった。
"Ich weine nicht mehr" (私はもう泣かない) という題・サビの意味はともかく、CDで大好きな Sabrinaの迫力歌が生で聞きたかったよぅ~~~

16) Jenseits aller Schmerzen (苦しみの彼方に): これまた CDで大好きな、ブレーメン版最後の曲。唯一の Felsen & Margrid のデュエットだけにぜひ聞きたかったので、実現が嬉しかった! 山路さんの解説で、ラストシーンの違いが分かって面白かった。やっぱり日本版とはかなり違ったのか~ あちらの演出の方が良さそうだなぁ。

しっかし、フェルセンの1人として紹介されてる割に、Patrick 出番ここだけ…(^_^;? 「なぜあなたは王妃なのか」 とか、ソロの1曲くらいほしかったな。

サブリナ・マルグリットの日、演技はどうするのかなと思ったら、パンフによれば歌だけ最後にまとめるらしい。言語ミックスでも彼女の演技が見てみたかったし、アニエスとの重唱が "Still, Still" でなくやはり "Turn, Turn" なのも残念だけど、"Blind von Licht der vielen Kerzen" (多くの蝋燭の光に盲いて) が独語で聞けるのは期待が大きい(^^)
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by yukituri | 2010-06-20 07:55 | 東宝・梅芸系