日本版LNDも気に入りました


by yukituri

歌詞はかなり健闘 < 宝塚ロミオとジュリエット

初めて見るフランス発ミュージカルの日本版。ついウィーン版と比較してしまう限りでは、(仏、ハンガリー、露は聞いても分かんないし、英語版は歌詞がヘンという評判だったので試してない^_^;) 宝塚版、音数の制約の割にはかなり健闘していると思った。繰り返しが多い分が使えたのかも。むしろ原作から補って作詞して分かりやすくしている部分もあったくらい。

ああ、原語と直接比較できないのがもどかしい~~~ 主題歌の "Aimer" (愛すること) だけは、意味を理解しながら歌いたくて、貸していただいたDVD画面の一時停止を繰り返しながら英語字幕を書き取ったことがあるけど (かなーり面倒だった 爆)、字幕だって短縮の可能性あるし。フランス語の分かる方の比較感想、ぜひ聞きたいです。




「世界の王」 の ♪朝から夜まで全ての時間を とか ♪俺たちの王は俺たちなんだ はリズミカルでいい感じ (紅さんのソロ部がもう少しうまければな~)
一目ぼれシーンの ♪天使の歌が響く とか、決闘後の ♪命をつぐなう代償 とか、両家和解場面の ♪私たちは罪びと とかも、メロディーにうまく合っていて素敵だった。1幕の奥方歌、2音に 「憎しみ」 というのは忙しいけど、憎い~ と形容詞化したくなかったのかな。

えーっと感じたのは "Aimer" くらい。よっぽど ♪あ~い~ それは♪ を避けたかったんだろう (メロディーもベルばら似だし…笑)、"Aimer 君だけを" とか、原語をそのまま使用。いまいち知られてない単語じゃないかなぁ、リーベ (独) やアモーレ (伊、本来の舞台だ) の方がまだ有名じゃ? と思ったけど、フランスミュージカルという打ち出し方だから使えなかったんだろう。
”この宇宙消えようとも 愛だけは残る” の、いかにも小池センセ好み? の
大仰表現にはちょっと苦笑。仏・独語版では 「打ち負かされない」 程度。
「貧しくとも」 や 「病の時も」 とかも元と全然違うので違和感があったけど、結婚式の誓いを言ってると思えばOK。

キャピュレット卿のソロは、ウィーン版の 「愛し子よ 目の喜びよ 私の血よ… 最高のことをしてやろう」 みたいな親心歌が、家のためにもいいんだ~ とか、かなり情けな・打算系になっていて残念だったけど、これは借金設定のせいだし、歌詞自体はすんなり聞ける。一樹さんの歌はすごく良かった(^^)

設定が違うといえば、"Die Verzweiflung" (絶望) に当たる歌、ウィーン版は神父と乳母の嘆きばかりだけど、宝塚版は後半、「男ならジュリエットのところ行かんか~!」 みたいに、二人してけしかける歌になっていた (多分ここも原作からの補足) 宝塚のロミオは意外と優柔不断くん(^_^;?
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by yukituri | 2010-07-14 17:53 | Romeo & Juli ette/a