ロミオとジュリエット 脇キャスト感想
2010年 07月 18日
キャピュレット卿 一樹千尋: 渋い! 白がちょっとだけ混じった、長めの黒髪が似合う美中 (老?) 年! ソロも (内容はともかく) ほんとに良かった。
ロレンス神父 英真なおき: あったかみがある感じが好きな組長さん(^^) ロミオにぐるぐるリフトされるところとか可愛い。歌はもう少しうまいかと思ってたのですが、ややかすれ気味。でも、役にはぴったりの人選! スカピンより出番歌とも増強で嬉しかったです。
モンタギュー卿 にしき愛: こちらも渋いけど、あまり印象には残らない。スカピンのロベスピエールほど存在感ないし。妻の方が絶対強そうな家 (笑)
ベンヴォーリオ 涼紫央: 別格コース? の涼さん。安心して見ていられる演技や、前よりよくなったかも? の歌で、今回改めて好きに。スカピンやハプスブルクよりずっと見ごたえある役だし(^^) 末永く活躍してほしい。
仏版韓国公演では、頼れる親戚の兄ちゃん風でしたが、こちらは同年代という感じ。もともとの細身が、黒 (なぜ青じゃないのかはナゾ。よく仲裁に入るから?) のロングコートで強調されてすご~ ウィーン版のちょっとオバカ系? 筋肉男 (ごめん Mathias、ファンですが) と同じ役とは思えない(^_^;A
マーキューシオ 紅ゆずる: 原作では長々としゃべりまくるけど (ティボルトよりよっぽど台詞多い)、ミュージカルでは下ネタとかをかなりすっきり整理。そういえば、ウィーンCDでは何でロミオに 「謝るな!」 と言ってるのか不思議だったけど (聞き取れてなかっただけかも 汗)、こちらは分かりやすい。割って入ったロミオの腕の下から、との補足に感謝。紅さん、はつらつした感じはいいけど、もうちょっと聞ける歌ならなぁ。死に際のはなかなか。
ヴェローナ大公 水輝涼: ご本人のせいじゃないけど、マーキューシオの小父にしては若すぎな描き方。できれば貫禄ある専科の人 (磯野さんとか?) に、渋く演じかつ歌ってほしかった。水輝さんも下手じゃないけど、声が高い目? もっと若い役があればよかったのに惜しい。
パリス 天寿光希: 今回お気に入りになった人♪ ちょっとおバカでも、性格は悪くなさそうだし、あったかみのありそうなハンサム~
キャピュレット夫人 音花ゆり/ モンタギュー夫人 花愛瑞穂/
乳母 白華れみ: (すみませんまとめます) この作品、ジュリエット以外に若い女の役ないんですよねぇ。キャピュレット夫人はまあ現代なら十分若いって年齢だけど。モンタギュー夫人ともども迫力奥方♪ 乳母も役柄からは若くて綺麗すぎるけど、肉襦袢を着込んで大健闘。歌、感動まではしませんでしたが (耳のハードル高くなりすぎか 爆)、3人ともがんばってましたね。
ピーター 美城れん: 秘密の使いになんであんな小姓を連れてくんだろう、しかもイタリアなのにピーターはないよなと突っ込んでたんですが、実は両方原作通り(^_^;A 仏・ウィーンには多分不在。役が足りなかったんでしょう。