日本版LNDも気に入りました


by yukituri

ミレディ = 女性メインキャストって? < 三銃士

興味深いテーマだったので、別項で書きますね。コメントでいただいた質問。
「ミレディが女性のメインキャストって? 原作では (ダルタニャンたちに絡んでくる) 謎の女のイメージが強いのですが」

d0064742_450458.jpgなるほど、原作ではそうだったような。でも、ミュージカルではちょっと、いやかなり印象が違ったんですよ。舞台は5年前に1.7回 (1回目は飛行機遅れで遅刻) 見たきりでうろ覚えなので、CD (初演のオランダ語は分からないのでドイツ版ですが、割と近いと想像) を参照しつ書くと…
(←豪華悪役陣) ややネタバレ more

そうそう、彼女の正式な呼び方は 「ミレディ・ド・ウィンター」 (ド・ウィンター家の奥方 ?) のはずですが、Rebecca の Maxim の家と何か関係あるんでしょうか。いつも気になってて。どなたかご存知だったら教えてください(笑)



一言でいえば、「ヒロインじゃないけど、女性メインキャストではある」 感じ。
まず、存在感が大きい。冒頭、ダルタニャンのすぐ後に、「イングランドから、愛するフランスに戻ってきたわ~!」 なんて感じの印象的なソロがあったり、王妃、コンスタンスとの美しい三重唱 "Wer kann schon ohne Liebe sein?" (誰が愛なしでいられるかしら) があったり。

キャスト表でも、ダルタニャンのすぐ次 (三銃士たちやリシュリューより上!) に出てました。Pia さんですから、役者のポジション的なことも? ですが。

d0064742_4474983.jpg原作では書かれていなかったと思う、ミレディがリシュリュー枢機卿に間諜として仕えてる動機も設定されていました。確か 「百合の焼印 (破戒者、反逆者の意味だったか) を押したのは教会の間違いだった」 という証明書をもらって堂々と夫のもとに帰るためだったように記憶してます。うーん、泣ける。
(←注: 色っぽいシーンではありません)

あと、実は彼女の * であるところの (原作でも出てくる設定ですよね^^) 
アトスが歌う、"Engel aus Kristal" (水晶でできた天使) もいいですし♪

アトス、原作では捕らえたミレディに他の3人と同じくあっさり死を宣告しますが (冷たいよっ) ミュージカルではもっと葛藤していたような。というわけで、ミレディの死に方も違っていました (トスカやジャベールのパターン)

d0064742_545269.jpgヒロインのコンスタンス (CD聞いてるととっても "コンスタンセ" に聞こえるんですが、フランス語ではどうなのかな) には、"Alles" (全て) という、ダルタニャンとの名曲デュエットがあります。
割とポップスに近い感覚の曲で、単独の曲としてユーロチャートでヒットしたとあったような。

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あとは、帝劇チラシにも出てくる、三銃士+1の決め台詞、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」 (いつも思いますが組合のスローガンのよう… 笑) が、思わず帰り道で口ずさみそうなくらい、印象的な曲でした! "Einer für alle, und alle für einen" という文句が、たった10音ほどのサビに入っているのですが、日本語訳はどうするんでしょう。考えるだに大変そうだ~!

全体に、クンツェ・リーヴァイ作品ほどメロディアスではないですが (バラードの名曲もあるけど)、ワクワク感や冒険っぽさが強い作品という感じでした。
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by yukituri | 2010-07-28 04:43 | 東宝・梅芸系