日本版LNDも気に入りました


by yukituri

旅日記③ ショーの名前、言えますか? < 英入国審査

7日目= 11/22月 (The Phantom of the Opera, London)
何年ぶりだ? のイギリス。純粋に観劇目的で行くのは思えば初めて。
しかし、せっかく来る観光客に、ちょーっと敷居の高い国でもありますねぇ。



München 空港から初めて乗ったロンドン・スタンステッド空港行きの Easy Jet は、「全席自由」 という、すごいパターン。後ろの方の席を狙ったら、幸い、3人がけの真ん中は誰も来なかった。出口近くで便利。
1時間15分だったか、東京~岡山くらいの感覚? でもうロンドン着。ボーディングブリッジの方に向かったので期待したら、それでもタラップを降りて歩いてターミナルに入る式だった。施設使用料を極限までケチっているんだろう。

1時間10分後、 市内まで Easy Jet の Easy Bus を予約してあったので、「こりゃ、時間余るかな?」 と思ったらとんでもなかった。イギリスはシェンゲン条約 (ヨーロッパ域内ならほぼ国内線感覚でOK) の加盟国ではないのか、やたらに入国審査が面倒。けっこう柔和な審査官に、「おおお~イギリス英語だ~」 とか和んでる場合じゃない。いつまで続くんだ、この質問。

1泊だけで帰るからさっさっと通してくれればいいのに、かえって不審だったのか、根掘り葉掘り目的を聞かれる。ミュージカル観劇だというと、何を見るか尋ねられた。まだ決めてないと答えると余計怪しまれたのか、しまいには 「どんなショーがあるか、名前を言えるか?」 と尋ねらる始末。
「候補はえーっと、Wicked でしょ、Billy Elliott でしょ、Phantom of the Opera に Les Miserable に Jersey Boys に…」 と列挙すると一応、納得してくれたが、帰りの航空券を見せろと。あいにく eチケット控えは機内預けの方に入っている (これは大失敗!) 「パソコン画面に pdf ファイルを出しましょうか」 と言うと、ようやく 「いやそこまでは」 と入国させてくれた。

うーむ。日本から着いた時のウィーンやフランクフルトで体験したことないな、ここまでは。「劇場めぐり」 とか言った覚えないし。

「歩き方」 に 「入国審査成功の秘訣」 なんて項目があるくらいで、よっぽど不法就労を警戒してるんだろうけど、 (ヨーロッパ内でも大陸はそれほどでもないのか??)、日本人はその確率よりお金を落とすお客の率が高いと思うけど。しゃくに触ったのでチケット代をややケチったのは前に書いた通り(^_^;A

予定時刻の3分前にようやくバス停に。超小さいマイクロバスが数分遅れで来た。車内で鳴っていた音楽ラジオ局でも "Jersey Boys" のCMが頻繁に入り、かなり力を入れて宣伝している印象。
風景は何となく牧歌的で、住宅地では赤煉瓦の似たデザインの家が並んでいたり、町並みに調和感がある。赤い2階建てバスを眺めつつ着いた終点は地下鉄 Baker Street。ホームズが出てきそうな風情… は全くなかった。
ここで1日券を調達しなければ。「歩き方」 には2種類あると出ていたが、券売機には1種類しかなく、「オフピーク」 の刻印。終日を買いたいのに!? と窓口に並び直して尋ねると、これが夜までの切符だという。なんか分かりづらいなぁ。

宿には Circle Line 1本で宿に行けると思い込んでいたが、実はこれ、名前に反して環状線じゃなかった(^_^;A ちょっと都営大江戸線と似た、おたまじゃくしのような形で、しっぽの付け根に当たる次の駅で乗り換え。行き方を聞いた乗客は、「パンハンドル (鍋の持ち手?) と呼ばれている。改名すればいいのに、しないんだよな」 と言っていた。

♪三畳一間の~ な宿にチェックインし、あれこれ探し回る気力がなくなったので、あっさり最初に劇場に行った 「オペラ座の怪人」 に決定。聞いてみたら、ラストミニットがあるわけでも、リターンチケットがあるわけでもないそうなので、キャストを気にしたり、公式割引のTKTSで買うつもりがなければ、ネットで買ってもよさそう。それなら昼寝できただろう。
上演開始まで2時間半もあったので、いったん宿に戻るかな。トラファルガー広場を通ってエンバンクメント駅まで歩く。ネルソン柱を見、もう真っ暗でよく分からないけど、とりあえず感動)、テムズの岸辺では、ギラギラなロンドン・アイは見なかったことにして、宙組 「トラファルガー」 で市民たちが 「ネ~ルソン、ネルソン、ホレイショー・ネルソ~ン」 と凱旋を迎えていたのはこの辺かも? と勝手に感慨にふける。待てよ、軍艦がここまで来るのはさすがに無理か。ポーツマスかどっかだったかな?

グロースターロードに戻り、少しだけでも昼寝するかシャワーでも浴びるかと考えたが、空腹が勝ったので駅前の小さなスーパーでパスタを買い込んで部屋で食べた。ネスカフェを飲んで (何しに帰ってきたんだか^^;) 出発。
やっぱり劇場隣くらいに宿があるといいけど値段が折り合わない。眠気と咳をこらえつつ、オペラ座の怪人を観劇。あちこちから咳き込む音が響いていた。観劇自体にはとっても満足。

終わった後も、ピカデリー・サーカスはすごい賑わい。ウィーンやミュンヘンも都会だが、一桁違いそうだし、外れの劇場にばっかり行ってたから、久々に体験する雑踏。「どっからこんなに人が湧いてくるんだろう」 と、最初に東京に出た時のような気分になった(^_^;A
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by yukituri | 2010-11-25 20:49 | 観劇旅行 (日記・計画他)