やっぱり前はいいなぁ< 「誰がために鐘は鳴る」 2回目
2011年 01月 28日
宝塚宙組、ヘミングウェイ原作、「誰がために鐘は鳴る」、無謀にも夜勤明けで2回目に行って来ました。2階のS席でも一番アレな壁際と
あれだけ舞台が広く、オケピに銀橋まである劇場ですから、5列目とはいえ遠い時は遠いですけど、近くに来ると5メートルくらい(^^) 最後に走り出す前の緊迫したシーンは目の前でした。
やっぱり前方席はいいですね! 祐飛さんの格好よさ & 時々かわいい演技や、すみ花ウサギさんのけなげな表情など、前回の10倍くらい楽しめました! 前と逆サイドだったので、この間は背中だった、うさぎさんが告白をする時や、ロベルト (ロバート) の最後の時のこまかい表情の移り変わりがじっくり堪能できましたし。やっぱり演技がいいですね、この2人。歌は、まあ…
そうそう、巨人ぞろいの宙組にしては背が目立たないな? と思った謎は、今回、理由が分かってきたかも。十輝さんはほとんどペッタンコのブーツで、未涼さんは座ってるシーンが多かったような? みんなスペイン人やジプシーという設定ですから、「イギリスさん」 の背の高さを目立たせる戦略? フィナーレで背が伸びた人が何人かいた気がしました(笑)
譲ってくださった方と少しお話して思ったのですが、これだけ主役二人に焦点を当てる物語なんですし、幻想・回想のレビューシーンは思い切って削って新人公演のように縮めて、その分、ショーは独立させた方がメリハリ良く楽しめるんじゃないでしょうか? 本編で若手の出番がなくなりますが(^_^;A
往年の名作 = 30年以上前の作品、のんびりしてる感は否めませんから。
あと、「今のトップの中で一番好きなのは」 とか、「祐飛さんのビジュアル (演技・声質他) に、月組の霧矢大夢さんの歌やダンスの力をいいとこ取りしたら、伝説のトップになるかも」 という点でも意見が一致しました(^_^;A
伝説級かはともかく、私の好みに超ドンピシャになることは間違いないです。
どちらにせよ、前回に比べ満足度は2倍くらい。帰り際に行きつけの美味しい地ビール屋 (国産+輸入で、樽から飲めるのが40種類!) にも寄って、気持ちよく一日を終えられました。