帰国しました
2011年 03月 14日
キム・ジキルを諦めることになりましたが、即応態勢の方が重要ですし。
羽田からの帰路は、利用路線が間引き運転とはいえ動いていて、乗り継ぎもそこそこスムーズ。家も、軽いものがいくつか落ちている程度で、普段以上の荒れ方ではないので、ほっと一安心です。
いつもは満席に近い金浦-羽田の第1便はいつになく空いていました。昨日時点でできなかった予約変更が今朝可能になったのですが、おそらく新規の出発を避けた人 (特に韓国から) のキャンセルが多かったのではないかと。
機内では、新聞を読んで涙が止まりませんでした。NHKのニュースをずっと見ていたとはいえ、あちらはパニックを避けるための冷静な口調に徹していたのだと分かりました。
改めて、お亡くなりになった方々に心からのお悔やみを申し上げ、一人でも多くの方が助かりますよう、生活が早期に復旧しますよう、お祈り致します。
普段なら期限が過ぎている予約変更に柔軟に対応していただいた航空会社、旅行会社、ホテル、また安否を気遣ってくださった方々に感謝しています。また、世界各国からご支援いただいていることにも、日本人の一人として大変ありがたく感謝しています。
追記) 帰国を早めたため観られなかったキム・ジキルのチケット、だめ元で当日朝、ソウル市観光局にキャンセルできないかお願いしていたら、8日目に 「取消完了」 のメールが来ました。さすがに当日は無理だったのだろうとすっかり諦めていたので、嬉しさもひとしおでした。この分はぜひ被災地への義援金の一部に充てたいと思います。ありがとうございました!