「ドナタニ!?」 < ジキハイ・モンテ空耳 @ ソウル
2011年 04月 22日
ジキルとハイド
1) 1幕・理事会の議決、みんなが言下に "Nay!" と否決した後
ストライド: ダンヴァース卿?
ダンヴァース卿: × ケッコウダ・ゲッソヨ
状況からしてつい 「いや、結構」 と聞こえてしまいました(笑)
正解は 「棄権する」 発音 「キコンハゲッソ」 だそうで(^_^;A
いや、人間、聞きたいことだけを聞く、の好例ですねぇ。
ちなみに、ここのダンヴァース卿、声が渋くてしびれます。お父さんが似合う。エリザのマックスパパとかやってくれないかな?
2) 1幕・ジキル邸の居間?/ 診察室? で
ジキル: これ(手紙)をエマに、これはダンヴァース卿に、これはあなたに…
アターソン: ドタナニ!?
3通の手紙を渡されたアターソンがギョロ目で言う台詞、日本語のままでも意味通じちゃうのが(笑)
実際は 「(どこかに) 行くのか!?」 その前にジキルが 「もし私が病気になったりどこかに行ったりしたら」 と言ってるそうなので、それでですね。
ちなみに、カタカナで質問しても全然分かってもらえなかったのは、最初の 「ド」 が濃音 (息を飲み込むように? 出す子音) だったからでした。
この手紙をアターソンが後で読んで (病気という条件に合うと判断したのか) 2幕で 「ハイドとは誰だ!? 全財産を譲るなんて、気でも違ったのか!」 と怒鳴り込んでくるわけですね。ジキルは 「同僚だ、実験に協力してくれてるんだ」 と苦しい説明をします。ハイドを憎んでいても、いざ自分だと思うと、路頭に迷うのは嫌なのかなぁ?
3) モンテクリスト、1幕最後の地獄歌
伯爵: ♪ ハイ、サヨナ~ラ!
いや、この歌でこんなノー天気なこと言ってるとは、まさか思いませんけど、でもこう聞こえちゃうんだもん!
歌詞を調べると、元は ”제발 살려달라고” らしいんですが。発音は
チェバル・サリョダラゴ、意味は 「どうか助けてくれと」 (哀願しろ、と続く)
いや、これなら実にまっとうな脅しですね(笑)
4) あちこち
インガ
なんでこんなに 「因果」 ばっかり出てくるんだろうと思ったら(^_^;A
実は 「人間」 (インガン) でも、Facade (仮面) の大合唱が、ド迫力に
♪ インガネ イチョンソン~
と歌い上げるところでは、つい 「因果ね~」 と聞き取ってしまう。意味も嵌ってる気がして(^_^;A 実際は 「人間の二重性」 だけど。