日本版LNDも気に入りました


by yukituri

♪道こそわが家~ < TRAILS in Concert

2012/ 2/ 25 18:00 Space107

セス (藤岡正明) マイク (四宮貴久) エイミー (RiRiKA)
山崎直子 (モナ・ハーレー他)、 小此木麻里 (フェイス他)、
岡 幸二郎 (ワリー他)

日本初演のコンサート形式といってもいろいろあるものですねぇ。
前回の CHESS は簡略だけどセットがあって衣装もつけて演技もして、でも手持ちマイクがコンサートを主張していたような。今回は、ワイヤレスマイクで手が自由なのに、わざわざ本を持ってる朗読形式で、セットはいろんな場所に置く椅子だけ。それでも思ったより動きも演技もありました。

全員初見の女性陣含め、出演者6人みんな歌うまさんなので嬉しい。
藤岡さんの声は詩的ですよね。たっぷり聞けました♪




最初、もっさりした男の子が真ん中で椅子に座って、小さな声で歌うから、駆け出し演劇青年のナレーターか? 主役はいつ出て来るのかなと思ったら、これが藤岡さんでした。ボニクラのテッドの時より顔も体つきもずっと丸く見えるけど? 役作りだとしたらえらい。

四宮さんは NYで暮らす弁護士、マイク。久しぶりに故郷の町に帰ってきて、母親の葬儀を終えたばかりのかつての親友セスを、歩き通すには何ヶ月もかかるアパラチアン・トレイルの旅に誘うところから物語が始まります。

さらっと切り替わる時間、現実と幻想。 冒険ごっこをする子供達、進学直前の高校生、恋愛に悩む若者。二人ととても親しいエイミーが今いないのはなぜなのか? マイクは言うほどエリートなのか?

展開や落ちが大体読める分、安心して? 見られますw

最初は 「音が響かないなあ」 と思っていたら、後半とめりはりを付けているだけでした。だから2幕の方が盛り上がりますね。音がだんだん重なり合う最後の歌が一番綺麗。

ソロで耳に残るのは、往年のヒッピーおば (あ) ちゃんが歌う表題、♪道こそわが家~

音楽はすっと耳に入る、ちょっと懐かしい響き。訳詩も、あえて訳してない英語サビを除けば、かなり素直に聞きやすい日本語で、凝ってるけど詰め込みすぎだった CHESS とは趣が違う。

注文: 話してるのに書き言葉、が耳に付きました。「あたかも」、「なぜなら」、などなど。友達しゃべりのはずなのに固すぎ。
「まるで」 とか 「だって」 とか、頭の中で置き換えて聞いてました。

お目当ての岡さんはどこにいるのかな、と思ったら、かわいらしくさえずってる茶髪あごひげのレンジャー兄ちゃん。わあ、人種も歳も不詳だ、この人。
1幕でははっきり言ってただのアンサンブルでしたが、2幕はマイクが酒場で隣り合うじいさん役も。酒焼けしたようなだみ声でしゃべり、そのまんま歌う。役者だ!

とはいえ、朗々と美声を響かせるところがほぼないので、物足りなかったかな。またぜひ 「肉肉肉!」 コンサートしてください~
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by yukituri | 2012-02-25 22:07 | 国内観劇 (その他)