日本版LNDも気に入りました


by yukituri

"感心" したけど "感動" までは < ジバゴ

下のコメントで 「感想がない」 と指摘された "Doctor Zhivago" ソウル公演。レスで書いたように、恥ずかしいような感想しかないからですが、放置もあんまりなのでちょっとだけ。

要約すると 「スンウジバゴの繊細な演技に "感心" したけど、作品としての "感動" までは行けなかった」 というか。せっかくいい席を入手してもらったのに、申し訳ないm(_ _)m

危惧していた分からない言葉でのせりふの多さとか、苦手な純文学的物語というか、が私向きではなかったのかも。寝不足も少しあって、かなり所々眠く… ゴホゴホ。
やっぱり予習不足かな。もっと、シーンごとのまとめとか、歌詞とかを検索しておけば良かったです。もう一度見るなら、せめて原作小説を読まないとね。リベンジ観劇するかは分かりませんが。




映画の粗筋は読んでいましたが、まとめ方がかなり違います。印象的だと思っていたシーンが出てこないですね。政治的に反目しているけど詩人としては兄を認めているジバゴの弟が、ラーラに似た娘を偶然見てびっくりする、とか。最後、ジバゴはラーラらしき女を見かけるけど胸に痛みが走り… とか。

ステージの左に机があって、そこが家族会議の場とか、尋問場面とか、詩を書く場所とかでたくさん使われます。私の席はそれがかなり目の前だったので、表情を見るには最適でした。大人ユーリが最初に登場するところとか、やっぱり魅力的。
トーニャ (ん?西さんだったのか) は上品で歌がうまいし、ラーラ (キム・ジウさん) は可愛い。せりふが分からないせいか、あまり同時進行という感じはしなかったので 「所詮不倫だろ」 とは思わずにすみましたw スンウジバゴが誠実そうに見えるからかもしれません。

その彼が、ロシア革命を背景にどんどんひどい目にあってズダボロになって行くのは胸が痛みました。だから最後に若い姿のユーリが出て来た時はホっとしましたね。
(ちなみに若ユーリ、初演オーストラリアの Anthony Warlow 先生だとどんな感じなんでしょう。ちょっと想像が(^_^; 歌はきっと素晴らしく聞き応えあると思いますが、ジキルの方が正直、見たい)

パーシャもどんどん変わっていくのが悲しかったです。天真爛漫なコサックダンス可愛かったな。

トーニャの父親は声に聞き覚えあり、ダンヴァース卿の中だった人ですね。さりげない小父様役をやらせると本当にうまいですね! 歌もいい。日本のエマパパもこうなら…(まだ言ってる)

写実性より象徴性を優先したモダンなセット、前に向かって傾斜した床とかは印象的。音楽も美しい。ただ、物語の進行もそうですけど、割と淡々としていてお持ち帰り曲まではなかった気がします。
どれだけ演出がキッチュとからかっても、エリザベートの方がやっぱり楽しめました。結局それか。

客入りは思っていたよりは良く、モーツァルト・オペラ・ロックより上、エリザベート (ジョンハンさんの時) より下という感じでした。売り切れ人、チョ・スンウ主演にしてはびっくりの買いやすさ。主役だからトートに比べたっぷり鑑賞できるので、ご関心があれば一度見るのも悪くないと思います。
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by yukituri | 2012-05-06 20:21 | 韓国ミュージカル関係