日本版LNDも気に入りました


by yukituri

地味な良作 < ジェーンエア 一言

評判がいいので見て来ました。地味、だけど良作。

ジェーンの松たか子さんは、ラマンチャで見た記憶よりずっと歌える印象。高音もかなり力強い。エリザベートな歌の私のイメージとは違うけど、一部に待望論があるのも分かりました。やや一本調子に感じる時がある歌い方を改善し、もう少しイギリス人っぽく化けてくれればなおよし。
静かだけど強い佇まいは、ジェーンをよく表してますね!

ロチェスターの橋本さとしさん、濃い~顔や胡散臭さはぴったりW  荒々しさやなぞめいた感じ、歌力(高音がきつそう)についてはもうちょっとあってほしい。

副牧師の小西さん、いい男だ! プロポーズの仕方が惜しいぞ。
(最初、ジェーン父が ”お迎え” に来たのかと思っちゃったけど)

さすがケアード演出、荒野/ ムーアの光景がいいと思いました。


この副牧師の関係とか、舞台で「ん?」と疑問に感じたところがいくつかあったので、家の近くの図書館で原作を借りて読み返してみました。(買おうと思ったら有楽町の三省堂になかった。さすが探しに来る人が多いのか)

シンジュンという、なんだか韓国っぽい?名前は、「セント・ジョン」の愛称だったんですね。訳本もパンフも片方だけ、ちょっと説明不足では。
自分にも厳しいが、期待できると見た他人への要求も厳しい。自負心や使命感を利用してジェーンを攻める攻める。 舞台の3倍は強烈な人でした。

そこそこの社会的地位なのにジェーンのおばのリード夫人邸に間借り & 介護? & 死語3ヶ月2人で何やってたんだ? というのは、設定のいろいろリストラの結果のようで。
実際は、旧家の最後の当主で古い屋敷あり、夫人とは面識なし。
ジェーンの従兄弟だと判明したから同居(妹2人もいる)、というのも削除。まあ、アテズッポウに遠くに行って行き倒れたら従兄弟の家の前というのもあんまりだからかも?

ついでに、息子が借金だらけなのにリード夫人が巨額の遺産を遺せるもの? しかも嫌っていたジェーンに、というのも、別の叔父と役割が合体だからなんですね。
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by yukituri | 2012-10-24 16:48 | 東宝・梅芸系