日本版LNDも気に入りました


by yukituri

素晴らしかった < ウィーン版エリザベート・ガラ

マイ初日。さすが本家ウィーン版! 素晴らしかったです。というか、完全世代交代しちゃった地元上演中のより、キャストの力量上じゃないの? しまった昨日の東京初日も無理してでも来ればよかったと後悔。ので、リピーターチケットで増やしちゃいました(笑) 寝不足確定の日だけど、行きます。

仏ロミジュリも良かったけど、生オケ音楽の重厚さといい、アンサンブルの歌がある (少人数なのに超厚い) ことといい、総合的にはこちらが。

Maya さん、少女時代の雰囲気が相変わらず愛らしくて、声はますます円熟で、本当にもうもう、です。舞台後半は泣けました。こんなに感動しちゃったら、他のバージョンが見づらくなるじゃないか…

Lukas も歌がどんどん良くなりますよね! 頬がややこけたり、相応に年は重ねているけど、弱っちさや線の細さとか、ルドルフを本当によく体現できています。ほぼ全シーンにアンサンブル出演しているから、カフェの性格の悪い客だの、チェスの駒だの、探すのが楽しい。

Mate はやっぱり東宝版よりこっちが絶対合いますよ! カベ登りジャンプやロープ技がないとはいえ、縦揺れとか多少ウッキーさも見られて、ホスト服 (あの青アクセントの黒服を勝手にそう呼んでます) もすごく懐かしい。声はなぁ、派手な音上げは皆無だし (下げて歌っているところも)、声量あまりないですね、数年来。疲れなのか衰えなのか… でもドイツ語の方がやっぱりいい。魅力的なトートには違いないです。

この3人以外は誰が出るかも知らずに来たので、新鮮に楽しめましたw アンサンブルも含め、実力粒ぞろい。

何と言っても、フランツ・ヨーゼフのアンドレ・バウアーさんが嬉しすぎ。前回2007来日公演のマルクス・ポールさんも良かったけど、やっぱり本人?はこっちという感じ。2005年にウィーンに初めて行ったときは、よりによってこの人の2日間の休暇にぶつかって涙を飲んだんだよな~ ウィーンミュージカルコンサートで一部は生で聞いてますが、エリザベートの舞台では本当に初見ですから。細いのに貫禄ある皇帝でした。夜のボートが切なすぎ。

グリュンネ伯爵がいい声 & 見覚えのある丸顔、と思ったら、やっぱり Martin Pasching (マーティン・パッシング) さん。前回はメキシコ皇帝 、ほとんどソロもないような本役だったので、昇格してくれて嬉しい。セカンドで何度か見られたトートも正統派ですごく素敵だったんだよなぁ。ウィーンで見たターフェ (ルドルフ) も個性的で。いい役のセカンドをいっぱいしてる人です。
今回のトート・カバーは、セカンドではなく純粋代役なようです。

マダム・ヴォルフが好みの声、でパンフで確かめると Maike さん、で、前回エリザベートセカンドだった Schwitzer さんかと思ったら違いました (ご指摘ありがとうございます)  ドイツ首相みたいなメルケルさん。上も下も意外と多い名前なのか? いいルドヴィカでもありました。

歌詞がけっこう分かるのは嬉しすぎ。イタリア語部分 (訳していいんか、という突っ込み覚えつつも) とか、コーラスの声が重なって聞き取れない部分とか、字幕もとても助かりました。原文と比べるのとか、興味深い。うまく縮めてあるところの一方、意訳超訳?好みで補足みたいなところもありますね。意外と日本版歌詞の方が近かったり上手かったりする部分もあったりして。(例:子ルドの ♪みんながゆぅんだ~ vs 誰もが言うんだ)
20秒くらいずっと8文字とかもあったロミジュリよりたくさん訳されてて、読み切れれば参考になる度は高いと思います。

"Kein Kommen ohne Gehen" で知っていた歌 (邦題:愛と死の輪舞) はこう来たか! 後半が二人の掛け合いできれいでした。ストーカーな日本語歌詞とどんだけ違うんだ、と驚愕した方も多いことでしょう。「認めてくれるまで待つ」 とトートが言えば、エリザベートも思い入れたっぷり。両思いですね。
従来の 「黒い王子様」 も好きだったので、ここに組み込まれて消えちゃったのはやや残念。「分かってる、あなたは『死』」 と明言はしなくなったけど、やっぱり分かってる?
あと、今ドイツ語版に入れられるんなら、3~4年前にやってよ! そうしたら Uwe さん Pia さんの歌で聴けたのに!!!

ドイツ語アナウンスあり。ええ声ですね、誰かな~? 陛下じゃないですよね? つうか、「20周年ガラにお越しいただき」とか、日本語より内容多いんじゃ(笑) いや、聞き流してただけで別の場所で日本語でも言っていたかな。
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by yukituri | 2012-10-27 22:44 | Wien 版 Elisabeth 来日