怪し美しさ~♪ < 彩輝トート・宝塚エリザガラ
2012年 11月 17日
7年半前、私をこの世界にはめた人。その印象のまま封印すべきか少し迷いましたが、結果的に行って良かったです。
以下、評価がやや甘いのは、ファン目線だから。
完全にとは言わないけど、
♪変わらない~ 美~し~さ~ (あ、作品違い)
または
♪怪し美しさ~ (!!!) ルドルフ殺した後のキメ顔ったら。
やや頬がこけて、中性的な妖艶さはむしろ増したかも。
低音は出てなかったけど、中音域のハンガリーでの闇広や愛と死リプライズは、往時を思い出す、よく響く歌でした。
第1次月組の、初風フランツ・ヨーゼフ陛下も良かったです!
ああ、後は (今日の方々ももちろんいいですが)
怪し美しさ2乗の大空ルドルフだったらなぁ!!
小気味よくて歌が素晴らしいきりやんルキーニだったらなぁ!!
宝塚礼賛が多すぎたとはいえ、トークショーも付いててお得。そうか、白羽さんと湖月さんはコンビだったな!とか、朝海さんけっこうお茶目キャラだとか、面白かったです。
「わたるさんとは 『愛と青春の宝塚』 でご一緒して」と言った途端、突然かわいい声で 「リュータンさん!」 と叫ぶトート閣下 (笑)
「トート "さん" に飛び込む時、もっと 『体ごと行け!』 とわたるさんに言われ」 と語る皇后陛下。
いやー、日本版ってほんと、「やあ! 僕の名前は ”死んでる” だよ~」 (以前カラオケに来てくれたドイツ人に、日本では 「死」 じゃなくて tod =役名と言ったら、こう受けてた) の世界なんですねw
私の芸術の秋・エリザベート祭りはこれにて終了。宝塚版、堪能しました。
とはいえ、歌その多の面でウィーン版をまた見/聞きたくなってるんですが…(爆)
何度見てもいい作品だ、ということにしておきましょう。