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日本版LNDも気に入りました


by yukituri

シリーズ物は劣化する宿命なのか?< 大地の子ら

もうずいぶん前のこと、愛読書がありました。
ネアンデルタールの氏族ともに育ったクロマニヨン人の少女の葛藤と活躍を描いた、Jean M. Auel "Earth's Children" シリーズ。翻訳されてない新作を読みたい一心で、英語のハードカバーまで買っちゃって。 3作目の "The Mammoth Hunters" は私が最初に読み通した原書になりました。
巻を重ねるにつれ(4作目、5作目は翻訳で読んだ)、なんじゃこりゃ、原始のロマンス小説かよと思いながらも、氷河時代その他に関するうんちくは楽しかったかな。

去年に6作目にして完結作が出ていることを知り、久々にアマゾンで原書お取り寄せしようかなと思う。けど、冒険だから先に読者のレビューも見てみようか…

れれ?平均が☆2つ、☆1つが693もあるよ? 単独過半数取れちゃってるよ~!

なになに。たいくつ、がっかり、話がない、繰り返しが多くてくどい、
キャラぶち壊し、読者への侮辱! などなど。
編集も校正もしてないだろうとか、いっそ読まなかった振りをしようとか、作者じゃないファンの創作だろう、というのまで。

すっげー。こりゃわざわざ輸入しない方が良さそうですねぇ。
もっと言えば、翻訳が出ても読まないほうがいいかもw
それにしても… シリーズ物は劣化が宿命なんですかねぇ。

Earth's Children (=大地の子ら) 
         邦題: 始原への旅立ち/ エイラ 地上の旅人
  Jean M. Auel     (評論社)      (ホーム社)
1) Clan of the Cave Bear 大地の子エイラ/ ケーブ・ベアの一族
2) Valley of Horses     恋をするエイラ/ 野生馬の谷
3) Mammoth Hunters   狩りをするエイラ/ マンモスハンター
4) Planes of Passage    大陸をかけるエイラ/ 平原の旅
5) Shelters of Stone     なし       故郷の岩屋
6) Land of Painted Caves ( 「壁画の洞窟の地」 みたいな?)

(原題には本当は The が頭に付きます)
by yukituri | 2012-12-18 05:16 | 読書