沼尾クリス&怪人に感激 < 阿川建一郎ライブ
2013年 05月 13日
阿川建一郎さん、滝口律子さん、スペシャルゲストの沼尾みゆきさん。
前日の三十路王子たち (平均年齢) のキラッキラとは対照的に、普通の渋い外見の大人たち。元・四季の同期なんだそうです。
3人とも素晴らしい歌で、阿川さんは声は若くて王子様! フィエロ (ウィキッド) の歌詞が途中ワープして短めになったのが惜しい。今日の特別企画らしいチェッカーズ・メドレー (どの歌も懐かしすぎ、年がバレそう) も合ってました。その他も、ラウル、怪人 (オペラ座の怪人) となんでもござれ。「枯葉」とか、ご専門らしいシャンソンはフランス語、ロミジュリを思い出す響きでした。原語はやはり歌う価値があるな、と。
滝口さんはソプラノからメゾソプラノ? オン・マイ・オウンからハナミズキまで、伸びやかな声が心地いい。
40分のステージ→ 休憩2、30分 という繰り返しで3ステージ、通しで見られました。ミュージカル歌率は6割強というところでしょうか。
翌日も早朝勤務だから、二部までにしようかな、と思っていたのに、ブログの歌う作品に出てたオペラ座の怪人が残っていると思うと、ついやっぱり通し見敢行!
沼尾さんはデュエット、三重唱と合計で5曲歌ってました。1~2部に各1曲、3部に2+アンコールの計3曲ということになるのかな。
夢破れて (レ・ミゼラブル) 、For Good (ウィキッド) 、Time to Say Good-bye (イタリア語)、All I Ask of You (オペラ座の怪人) 、Music of the Night (オペラ座の怪人)
Time to... の巻き舌が見事なイタリア語から声楽的歌い方になり、初めて生で聴けたクリスティーヌには感激! どこまでも高く突き抜けるような、歌姫の声でした。
ミュージカルの歌は台詞だとよく言われますが、曲を歌うだけですっと登場人物になるのが凄い。グリンダが、クリスティーヌがそこにいると感じるんです。それを3メートルくらいの至近距離から見られ、幸せでした。
最後はまさかの3人・怪人。歌い出しに女性陣が、♪連れてきた~ とオクターブ高く入ったのですが、これほどソプラノにも合う曲だったとは。
♪二人は歌うのだ~ の沼尾怪人ソロもお似合いでした(^^)