日本版LNDも気に入りました


by yukituri

豪華堅実な脇役陣 < 二都物語キャスト感想2

かなり間が空いたので、脇役陣は別にします。こちらも随時、書き足す予定。

シドニー・カートン:井上芳雄    チャールズ・ダーニー:浦井健治
ルーシー・マネット:すみれ    マダム・ドファルジュ:濱田めぐみ
ドクター・マネット:今井清隆   ドファルジュ:橋本さとし
サン・テヴレモンド侯爵:岡幸二郎 バーサッド;福井貴一
ジェリー・クランチャー:宮川浩  ストライバー:原慎一郎
ジャービス・ロリー:原康義    ミス・プロス:塩田朋子
(アンサンブル)
殺される若者:寺元健一郎      お針子: 保泉沙耶

チラシで一人だけ色物目立ちの岡さん、舞台も一人だけゴージャスで、カーテンコールで浮く浮く。プラチナブロンドお下げの下が黒髪ロングウェービー、2重のかつら? お疲れ様です。地毛はみ出しってよくあることなんだろうか? あれだけ盛大にというのはなしに違いない。

悪人というより、特権はあって当然、民衆とは抑圧するものだと本気で信じている (甥についても、あわよくば葬るのが家名のためだと思っている) 傲慢貴族を十二分に体現。歌も演技ももちろん堪能できる。出番少なくてもったいない使い方だし、役柄上、舞台全面に出て来て歌い上げるようなシーンはないのが残念だった。

ロリーの原康義さん、プロスの塩田朋子さんは演技派。最後に一瞬、よい雰囲気になるのがまたいい。今回で、文学座=高レベル認識になった。塩田さんはスタイル◎の美人さんで、老けメイクがもったいないほど。

バーサット、ストライバー、とっても楽しい。原慎さん、レミゼのコンブフェールよりぐっと見応えあった。ハゲヅラに悪趣味衣装で大健闘。舞台でわざわざトンスラハゲって初めて見たかも。バーサット、間抜けな小悪党だが、最後はカートンと心を通わせる辺りがよく描けている。

殺される若者: わたし的に今回の美声王。原作では 「美少年の農夫」 w それにふさわしい可愛い顔をしている。何か記憶を刺激されるなと思ったら、ジキハイの新聞売りで注目・耳した人だった! あれはボーイソプラノ風だけど、低音も出るみたい。ぜひもっと見たい。プリンシパルの役つかないかなあ。

お針子: 侯爵に虐げられた小作一家の娘? シャルル/チャールズの心遣いが、かえって 「貴族と共謀して陰謀」 の証拠にされてしまったのだろうかもと思うと悲しい。耳に優しいヒロインが、ルーシーとは別に終盤にいて良かった… 歌も演技もうまいし、細いし色白だし、やや地味でさえなければ正ヒロインになってほしいほど。
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by yukituri | 2013-08-12 16:33 | 東宝・梅芸系