日本版LNDも気に入りました


by yukituri

上からの風景を楽しむ < 二都物語 @ 帝劇

エリザやレミゼのようなどっかーん! という作品力はないものの、じわじわ来てます、二都物語。ソウルの劇場で1時間半待機中も入れると ♪このそら~ 部分は何回聞いたことかで、音楽にもなじんできたし - 単独曲としては印象薄くても、音楽劇としては要所要所盛り上げていい線行ってると思います。

一度上から見たくて、B席最前列サブセンが譲渡に出たのを機に突発リピートしました。

狙ってもなかなか2階が出てこない~ と思ったら。
サイドブロックが最前列以外見事に無人。やっぱり売れてないんですね。良作なのに。予算オーバーで買わなかったけど、昼にナビザで見た時も2階最前列サブセンがあったし…

みなさん、1階席お好きですねw

でも今回、かぶりつきならともかく、微妙な場所の1階S席よりは断然2階がいいと思いました。なんてったって演出がかなり上から向き。最後のシーンのカートンはやぐらの2階どころか継ぎ足し階段で3階の高さだし (初めて正面から見た)、2幕最初のグロテスク劇中劇の時に背景に巨大な絵が映し出されているのとかも1階センターでは見えません。

でかい櫓にしか思えてなかったセット、今回初めて建物に見えました。イギリス場面では木の風情が良かったです。切り落とした柱がまばらに立ってる? な2階部分、十字架だったんですね。

新しく感心したのは、牢獄のシーンで壁に2人の影が2組映っていること。処刑シーンの巨大影にはこれまでも気づいてたけど、影の使い方がうまいですね。

浦井ダーニーは今回も正統派貴公子、かつ可愛かった(^^) プロポーズしたいうろうろとか特にw 歌は、前半は声のフルフルが気になったけど後半しっかりしてきて、深い声で聞かせてくれました。「今は子供のままで」 は涙してましたね。やや父性も見えてきたかも!

井上君、台詞の間が巧いので、ついクスッとさせられます。連投だしマチソワだし、1幕の星のソロは声がやばかったけど、これまただんだん調子上げてくれて。そうそう、他の方々の感想のおかげで、毛布かぶって浦井君の声まねてるところが分かりました♪




唯一残念なのはヒロイン。歌の力量も他と差がありますが、日本語の違和感がね… 既に英語人なんでしょうけど、**の娘という日本人芸能枠で出ているのになぁ。他の選択肢がないのが辛い。せめてダブルキャストに… こちらで舞台をやるなら、発音 (母音が違う) を徹底して矯正後、三番手くらいから始めてほしかった。

彼女に限らず、タレントをいきなり主役級にするのは止めた方がいいですよ、本当。

新鮮味や話題性が低いとされたのかもしれませんが、笹本さんとか実績ある人で見たかったです。

長く感じるけど、原作を読んでから行くと、これでもかなりすっきりした語り口だな~ と。ダーニーがルーシーを託そうとするところとか、ドファルジュが 「もう誰もあんたたちを追わない。行け!」 と言うところとか、原作にない名場面もありますね(^^)
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by yukituri | 2013-08-14 17:47 | 東宝・梅芸系