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日本版LNDも気に入りました


by yukituri

岩波文庫 「二都」 予約 & 英語版

青空文庫ですっかり気に入った 「二都物語」 の岩波文庫版。たとえ旧かなでも漢字過多でも、解説だけでもどうしても読みたくなって、図書館で探してみました。青空によると上巻は昭和42年まで増刷。ネットでは売り本の情報が全然出てこないけど、図書館は数十年前の本なら所蔵していことも結構ありますから。

うちの区には残念ながら新潮 + 同じ訳の全集しかなかったのですが、23区中に数か所、所蔵があるそうで。取り寄せ予約しました。マイ楽には間に合うか…!? 数週間かかることもままあるので、もし来たらラッキー。

ちなみに、待ちきれずに英語版のフリーテキストを探しちゃいましたがw 
マダムがムッシュに "thee" って言っていたりとか、"to-day" とかの表記は、古風な雰囲気を出すため?

覚えのある辺りを断片的に読む限りは、意外に平易な文かも? 翻訳って難しいのかも。

追記) と思ったら甘くて、ルーシーへの愛を打ち明けるチャールズとマネット医師の対話が、微妙な言い回しすぎて、よー分かりません。教養ある話し方だからか古い言葉だからかも不明。勉強たりないぞ私。

ちなみに、ダーニーの名の由来は分かりました。Darnay は "My present name, though but slightly changed from my mother's" と言いかけて、ルーシー父に ♪ 聞きたくない~ と拒否されてたけど、バーサットがあっさりとドファルジュ夫婦に暴露 (さすがスパイ、情報通だ)

D'Aulnais だそうです。やっぱりお貴族様らしい D' が付いてる。

フランス語分かる方に教えていたけたのですが、ダールネイと読むのではないかと。
それを英語にもありそうな綴りにして Darnay なんでしょうね。こっちも本来ダーネイが近いらしいですが。
by yukituri | 2013-08-16 15:05 | 読書