日本版LNDも気に入りました


by yukituri

二都、ここが分からない その2

思いがけずリピートしてしまってる二都、回を重ねるにつれ、だんだん分かってくることもあったけど、疑問点やツッコミ所も増えました。チケット譲ってくださった方とのメールで教えていただいたことも(ありがとうございます)



* カートン 「♪一度は死んだ命、よみがえりまた」
 メロディー流麗ですが、死んだって誰が?と。死んだも同然のやさぐれ方だった、ということ?

* チャールズ・ダーニー・サン・テヴレモント侯爵
 ちょっと不思議な呼ばれ方。せめて原作同様、チャールズ・ダーニー ”こと”がいいです。そもそもフランス人民法廷、わざわざ名前の英語読みするんだろうか。表記同じだし、シャルル・ダーネイとか言ってそうだけどw

* 父と叔父が一家皆殺ししてたからって
 なんでダーニー、観念しちゃうんでしょうね。貴族という階級の責任を知って、ということのようですが。自分の罪じゃないし、むしろ領民を助けようとしてきたのに、と、諦めず立ち上がってもっと力強く自己弁護すればいいのに - って、単に浦井君がへたり込んでいて顔が見えないから残念、という説もw

 先生もね 「彼には何の関係もないんだ、ほんの子供だった」 っ弁護は裁判で言いましょうよ。
 あとやっぱり、大事な娘の婿決めは、素性知ってからにしましょうよ…

 まあそもそも、牢獄にん年の恨み骨髄とはいえ、優しい侯爵夫人の願い (舞台には出てこないけど、一家の妹に償いたいと望み、小さなシャルルにも言い聞かせていた。それもあってダーニーは英仏行き来していたんじゃなかったか) を知りながら、あんな一族根絶やしの呪いを書いちゃう時点でダメダメですが。

* あっさり成功する蜂起
 兵士たち、ほとんど鎮圧しようとしないのが不思議だったけど、侯爵の馬車暴虐の辺りでオペラで見てみたら、ある兵士が辛そうな目をしていて納得。心情的にはほとんどもう民衆の味方だったんですね。

* 「エヴレモントは死ぬべきだ」
 ドファルジュ夫、復讐の連鎖を止めようとしてくれるのはいいけど (最後は原作にない名シーン)、ダーニーについては 「死ぬべきだ」 論なんですよね。どうしてかなあ。
 まあ、「帰って来た亡命貴族は死刑」 という新法に照らせば (遡及適応酷いけど) 有罪、そのうち 「貴族を殺せ~!」(@スカピン) な時代ですが。21番も、母親はともかく何の罪もなさそうな幼女も処刑だし (音は1回って、穴2つのギロチンとかあるんだろうか、怖)
 個人的に、ルーシーたちは元の主人の血筋だから殺すにしのびないだけ、とか?

* 書き足していることは
 意味深な手紙をダーニーに口述筆記させ、その隙に気絶させて何やら書き足すカートン。署名だけにしては長いけど、何書いてるんだろう?
 って思ってた私は馬鹿。当然、横から出て来て歌う言葉でしょうが。王道の 「++の手紙」 パターンよね。
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by yukituri | 2013-08-18 12:18 | 東宝・梅芸系