日本版LNDも気に入りました


by yukituri

「王妃マリー・アントワネット」 と M.A.

M.A.の原作という、遠藤周作の 「王妃マリー・アントワネット」 を読む。

十分読み応えあるけど、某巨大掲示板で言われてた通り、かなり趣が違うな~ マルグリットは革命のカリスマ指導者になったりしないし(テロリスト的?無邪気な悪女) アニエスの方がむしろ「暴力で何かが変えられるのか」というミュージカルのテーマに近い思想を持っている。民衆のうねりとかにはならないけど。

ベルバラのようにアントワネットが美化されてる様子は全くなし。むしろ、「女性特有の小さな頭」 だったか、何度か偏見っぽいな、遠藤センセイ。ルイ16世には割と同情的かも。

というわけで、ミュージカルのマルグリットとアニエス、それに狂言回しのカリオストロやボーマルシェは、かなーりクンツェさんのオリジナルな造形なんじゃないかと。舞台用にドラマチックになる分には大歓迎。エリザベートやモーツァルトと同じような深みがあるかな? 楽しみ。

ところで、musicalzentrale とかには全然出ないなー M.A.のニュース。「12.1に東京で会見」 と書いてたのに、続報出さなくてええんかい。ドイツ語/英語情報がないせいか、クンツェ&リーヴァイでも、日本用なんて眼中にないのか(^_^;) 東宝も 「世界へ」 というなら、英語の発表文でもサイトに乗せておけばいいのに。
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by yukituri | 2005-12-04 10:25 | 東宝・梅芸系