ウィーン 「エリザベート」 DVD感想
2005年 12月 26日
ついに見られた本役 André Bauer さんのフランツ・ヨーゼフとかがとっても嬉しい~~ そのまま行っちゃいそうな額の切れ込みとか(^_^;) 実物もこんなんだったのかな、と思わせる。歌はもちろんいいし。
圧巻は、みなさん書いてるようにアングル。ロング、アップのほか、装置の何カ所かに仕掛けてあり、後ろ向きの顔が見えたり。”ヤスリ”の上の方からのとか、こ、こんな急なところをトートは降りていくの!?とびっくり。
アップ&編集のお陰で、おお~こんなことしてたんだ、という新発見シーンも。例えば「闇が広がる」の背後で、霧の中からルドルフをおいでおいでしている影の列。死者たち? 観劇中は全然気づかなかったなー。
画面、実際の舞台くらいに明るいといいのに。主要人物しか見えないんだもん。初演の暗さに合わせるなら(それで好きという方も多い)、初演キャストで出してほしかったり(^^ゞ …ムリか。
セットの動きは最初の霊魂が蘇ってくるところと、最後の 「沈む世界のデッキで」 くらいしか分からないし。もっともそこでは、他の人の観劇記で読んで「見逃したー」と悔しがってた、大きな双頭の鷲の紋章を持ちながら、落日?に照らされて沈んでいくフランツ・ヨーゼフとかが見られて良かった。他の何人かも転がり落ちていくようだった。
勝手に 「ホビット・フリッツくん」 と命名してたルドルフの Fritz Schmidt さん、クリクリパーマの容姿は今でもアレだけど、声は意外と若くて味があって好みだということに気が付いた。
Maya さんは、思ってたよりお年を召してるのが分かっちゃった(^_^;A あんまりアップにしなければ雰囲気はバッチリなのにな。Máté (ヤスリの上でのアップがかわいい♡ ) とはけっこう年の差風。一路エリザベートで浦井くんがトートするようなものかな。
トート様の谷間は、胸板の割れ目だという感じ? 男っぽいのぅ、Máté。小柄だからドレスも似合うけど(^_^;) アップになると無精ひげ?剃り跡?もちょっとだけ見える。
ちなみに、カメラ意識した?観客の皆さんは実際よりかなりおとなしい感じ。そう、実際はあんなもんじゃないくらいノリノリだった。
このDVD、知らないうちに宝塚アンでも売ってた。注文殺到したのか今は予約停止だけど、7560円。現地に注文すると本体+送料で5500円くらいだけど、外国語であれこれする面倒さ(私の場合は問い合わせもTT)を考えれば、けっこうまともな値段かも。