日本版LNDも気に入りました


by yukituri

「ベルばら」 原作を読み返して

去年、市川の全国ツアーに行く前、せこくも図書館で借りて読んだ 「ベルサイユのばら」 の原作マンガ。宝塚ベルばらはしごの勢いと、とあるサイトでの、「今宵一夜」 の原作ファンには納得できない点の指摘に興味を持って、思わずヤフオクで買ってしまった。文庫版5冊と、別の会社から出ている外伝1冊。その小包が昨日帰宅したら届いてて、さっそく読みふけって、ちょっと寝不足(^_^;

…なるほど、宝塚を見て 「げげっ、すごい大時代なせりふ/歌詞だなあ」 と思っていた部分は、ほとんど原作にもあったのか。さすが昭和の作品。ただ、「今宵一夜」 でのオスカルの求愛は、もうちょっとためらいがちだった (そりゃあそこまでストレートには言えないよね、普通) 「お前の/あなたの妻に」 というせりふもない。

あと、先のサイトで指摘されてた点。今宵一夜のシーンで感極まってひざをついて腰に抱きついてるのは、アンドレの方だった。完全に逆じゃん。舞台だとオスカルは妙にへりくだってるな。これって、初演の演出をした長谷川一夫氏の歌舞伎的な美意識? それとも植田氏のアナクロな (少なくとも現代から見ると) 感覚?

池田先生の絵、文庫2巻くらいからのが私はけっこう好き。スタート時の絵はすごく古いし、中期以降も 「瞳に星」 というのは当たっているが、今の目から見てもけっこう麗しい。逆に、フェルゼン編のポスターを含め、後年の絵は悪いけどあまり色気がない。ナポレオンやエカテリーナの話を読んでる分にはそういうキャラクター造詣だと納得できるけど、外伝でオスカルやアントワネットをその調子で描かれると、全然きれいに見えなくて困る。
ストーリー、大河歴史漫画としての構成力はすごいと思った。
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by yukituri | 2006-05-30 07:15 | 普通の日記、PC・語学関係