ラテン語歌詞 < ヴァンパイア "Carpe Noctem"
2006年 08月 14日
で、どーも気になってたのですが、ラテン語は文法が激難しいというから、自力で辞書で調べるのは無理っぽいし、質問サイトでは 「歌詞を書くのはNG」 ということで、ネット検索でここの部分の訳詩に触れている 片帆さんのブログ が見つかったのを幸い、コメントで質問してしまいました。そしたら親切に調べて下さって (ありがとうとうございます!)
意外や意外、素直に賛美歌な内容でした~
「怒りの日 (最後の審判) にこそ、主よ、我を哀れみ救いたまえ
怒りの日にこそ、主よ、我に安息を与えたまえ
主に向かって喜び歌え、慈しみ深き神の子羊に
怒りの日にこそ哀れみを、聖なるかな、聖なるかな、喜び歌え」
という感じ?(私の推測も含むので間違ってたらごめんなさい)、カトリックのミサで必ず歌う曲にほとんど含まれる言葉だそうです。なんでヴァンパイアがこんなことを、というのは、アルフレートの持ってる十字架や信仰への嘲りかも、というご説明で。なるほど~
ちなみに東宝の歌詞はワタシよく覚えてないんですが(爆) 「裁きの日にも」 という表現が確かにあります。これが怒りの日=最後の審判に対応しててなかなかいいのでは、とのこと。
ただ、「我らはヴァンパイア~」 とかはドイツ語部分にもないから (クンツェ先生、そういう直裁な言い方あんまりしない気がする)、ラテン語の裏の意味でないとするとどっから来たのかな(^_^;? 多分、東宝で分かりやすいよう入れたんでしょうね。
ちなみに、題の "Carpe Noctem" は、「現在 (この日=昼) を楽しむべし」 という慣用句を 「夜」 にもじってるんだとか。すっごーい。
せっかくだから、ラテン語部分はそのままで荘重に歌ってほしかった気もするけど、日本人にはなじみなさすぎでしょうねえ。
…いつも 「~さん歌うまい♡」 ばっかり言ってるこのブログにしちゃ、珍しくお勉強みたいな内容かも(^_^; 片帆さんのお陰です。