日本版LNDも気に入りました


by yukituri

旅日記4 ”ヨーロッパのてっぺん”へ (7/25)

この日は1日だけ、アルプスを観光できる余裕のある日! 起きてみると、薄曇りだけどまあまあの天気。今度は質素な朝食。牧場が近いせいか、食堂内を飛び回るハエに閉口。なぜか網戸もこれまで見かけてないし、気にしない人が多いのか? 蚊は確かに少なそうだけど。

グリンデルワルト(1034m)の駅② まで荷物を引っ張って行ったら、なかなかラッキーなことが。キャリーバッグだけ一時預けにして、山の後で取りに戻って来ようと思ったら、大して変らない金額でインターラーケン・オスト① まで送れることが分かったのだ。スイス国鉄の特徴という Reisegepäck、旅行手荷物の別送サービスだ。登山列車のユングフラウ鉄道にまであるとは思わなかったなー。これで帰りは別ルートでぐるっと回って下れる。

d0064742_2219433.jpgここは乗り換え駅なので、インターラーケン (567m) に泊まって登って来る観光客よりは席取りに有利。もちろん、日本の観光列車よりはずっと空いてるが、一応満席になる。日本からの団体客もいた。で、進行方向窓際を確保してしめしめと思っていたら、1駅行っただけで方向転換。あらら(^_^; でも結果的には座った側が山側で◎
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この列車は、クライネ・シャイデック ③ (「小さな峠」,2061m) でラウターブルンネン ⑤ (「うるさい泉」? 796m) 方面から来るものともども終点となり、d0064742_22354950.jpg更に本格的な登山電車に乗り換えになる。確か歯車を利用したアプト式。日本には1ヶ所、それもほんとに必要? と思うところにあるだけだけど、ここでは実際に不可欠だろう。アイガーの山壁に掘ったトンネルを通って、標高3454メートルのユングフラウヨッホ ④ まで一気に登ろうってんだから。

そのユングフラウヨッホには、
"Top of Europe" というキャッチフレーズ。最高地点だとマッターホルンだろうけど、手軽に行ける場所としては確かに破格。富士山9合目並み、日本2位の南アルプス北岳 (3192m) よりよっぽど高いんだから! ちなみに Joch は前に書いたとおり山の鞍部、この場合は Jungfrau (乙女 4158m) と Mönch (修道士、4099m) の間のくぼんだ部分のことだから、日本アルプスの地名風に言えば 「乙女岳乗っ越し」 とか…(^_^;? うーん、一気に雰囲気が(笑)

d0064742_22201756.jpg「アイガー氷河」 とか 「氷の海」 とか、えらい名前の駅を経由しながら着いた終点は、眼下に流れ下る大氷河の上。うーん、とんでもないところまで鉄道を引こうと考えたものだ。中空のロープウェーでないところがまた凄い。

d0064742_22214655.jpg下界は霞んでいるが、ここでは高山特有のくっきり群青色の空! 山々の頂上もすぐ近くに見える。さすがに涼しくて(笑) トラベルコートが初めて役立った。氷河の上をちょっと歩いたり (カフェまである!)、中をくりぬいたという 「氷の宮殿」 で遊んだりして1時間半ほど過ごす。絵葉書に例のキャッチフレーズ付きの記念スタンプを押してくれるというので2枚ほど書いた。

d0064742_22255914.jpg帰りはクライネ・シャイデックまで戻って、ラウターブルンネン方面を選ぶ。別の角度から山が楽しめて、高山植物のお花畑もきれい。ラウターブルンネンは、両側に壁のようにそびえる山に挟まれて、大きな滝 (名前の由来?) を背後にした村だった。凄いところに住み着くものだなあ。ここまで来るともう下界の暑さ。耐え切れずにたっかーいペットボトル (500ミリが400円以上って…) を買い、できるだけ窓がたくさん空いている場所を選んでインターラーケン行きに乗り込んだ。
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by yukituri | 2006-08-17 22:11 | 観劇旅行 (日記・計画他)