日本版LNDも気に入りました


by yukituri

AKURO ストーリーについて

観劇直後の感想で 「冷静に考えると救いがない話」 と書いたのが、ちょっと説明不足かもしれないと思うので補足します。かなり 「それを言っちゃおしまい」 な突っ込みばかりですが、上演も終わったし、表にします(^_^;

蝦夷。多分アイヌと似てた彼らの文化は、征服されて結局残らなかった。逆に、田村麻呂が蝦夷を脅すのに使ったという張りぼては、今でもしっかり 「ねぶた」 として定着している (最初の幕にもそれっぽい絵が描かれている) アケシと安倍高麿の子供からつながるという (謝先生の夢) ”理想の東北王国”を築いた藤原一族も、結局4代目で頼朝にほろぼされてしまう。結果論だけど、これが”長い目”。

高麿、蝦夷の役に立つどころか害になってる気がする(爆) だって 「都へ行って蝦夷の真実を人々に訴えたい」 という彼を無事に岩屋から出そうとして江刺蝦夷は全滅するのに、高麿も結局討ち取られちゃうわけで (大人しく縛に付く予定だったんじゃ?) 唯一、残る希望が子供なわけだから、荒吐の神に選ばれて白い鹿やアテルイが現れる理由って、た…(^_^;? ゲフンゴフン。

それとも、最後にちょっとナレーションで出てくる 「朝廷は犠牲の多さに?撤兵を決めた」 なのかな。そんな史実あったっけ? 参考本読んでみたい。やっぱり、高麿には、ちょっとずるくてもうまく立ち回って、土着の豪族になって蝦夷を (密かに) 助けるという展開を期待したかった。

アケシとの子が未来への架け橋になるというのが感動エンディングだけど、高麿が逆賊認定されちゃってたら、他の安部一族にも不利じゃないかな。ある時点でアケシの子は安部氏を名乗るということだろうけど、盲目で一人になっちゃって、それまでの子育ては大丈夫かな(^_^;? まあ、出てこないだけで、女たちはしぶとく生き残ったんだ、とは思うけど。

(以下お願いモード)
ところで、劇中劇のようになっている 「鈴鹿御前」 と 「田村丸」 の物語、これはパンフに 「朝廷側が御伽草子で語り継いだように」 に当たると解釈してるのですが、「一寸法師」 とか 「ものぐさ太郎」 とかが出てくるあの 「御伽草子」 でいいんでしょうか。ネットで調べた23編のタイトルにはそれっぽいのが見当たらない気がして。この2人や悪路王はどの辺り/本に登場するか、どなたかご存知の方がいたら、ぜひ教えて下さいm(__)m
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by yukituri | 2006-10-24 13:12 | 国内観劇 (その他)