日本版LNDも気に入りました


by yukituri

「帝冠の恋」 須賀しのぶ

…を読みました。いいトシこいて、極彩色イラストの集英社コバルト文庫を買うのはなかなか勇気がいるのですが、主役が ”あの” ゾフィー大公妃様とあれば、見過ごすわけにはいきません(^_^;A →出版社サイト

斜陽のオーストリア帝国に、「第二のマリア・テレジアになって国を立て直す!」 との大望を持って嫁いだ、若く美しいバイエルン王女ゾフィー。田舎者と侮られつつも、着々とウィーンの宮廷に溶け込み、政治力を身に付け、大宰相メッテルニヒとも渡り合い… うーん燃えます。

作者の須賀さんは、なんと1992年のウィーン初演版 「エリザベート」 も観てたそうで、後書きでの 「ゾフィー大公妃の認識って、『ミュージカルで有名なエリーザベトさんをいじめた意地悪な姑ね!』 みたいな」 には笑いました。よく分かってらっしゃる(^_^;

もちろん、タイトル通りの 「恋」 も出てくるのですが、(しかも相手はナポレオンの息子!) 宮廷で力強く生き抜いていく彼女が、とっても魅力的。ついでに、最後の方に出てくるフランツ・ヨーゼフ (のイラスト) がものすごい美少年。舞台ではこんなの見たことありません(笑) その彼が、ヘレネでなくシシィを選んでああなったかと思うと、やるせないものがありますが…

フリガナのカタカナにはちょっと 「ん?」 と思うところがないでもないですが、なかなか楽しめる作品でした。
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by yukituri | 2008-04-06 21:45 | 普通の日記、PC・語学関係