日本版LNDも気に入りました


by yukituri

宝塚BOYS

d0064742_14422581.jpgシアタークリエ 8/10昼 2列ほぼセンター

どんな感じか興味があった 「宝塚BOYS」 に行ってきました。お目当ては吉野さん。あと公式HPのヅカ風メイクでは気付かなかったのですが、主役はけっこうたびたび朝のニュース番組で見ている人でした(^_^;A 本職が落語家の柳家花緑さんとは今回知ったんだったり(爆)

すっかりミュージカルと勘違いしていたのですが、歌や踊りの場面はあるものの、基本はストプレですね。普通の? 劇を見るのは久々でした(笑)

〔物語: 戦後一時期、宝塚歌劇団に存在した 「男子部」。戦争に散った人たちの分も、舞台を通じて夢を与えたいと、大劇場に立つことを目指した7人の青年たちだが、「清く・正しく・美しく」 の宝塚の世界に、生身の男の居場所はありうるのか…?〕

笑って笑って、ホロリともさせられて、けっこういい物語でした。腰に手ぬぐい下げてたり、腹巻してたり、フン*シ派がいたり、トランクが柳行李風だったり、けっこう時代考証にも気を遣ってる感じ。髪型はまあイマドキですが。

吉野さんは、一人だけ歌劇団から呼ばれたプロダンサーの役。ナルっぽいバレエもうまいですねぇ。この人は本当に引き出しが多い! 顔は長いけど体型はけっこう男役に近いかもですし(^_^; ソロ歌がなかったのは残念。

もう1人だけ名前を知っていたのは、掃除婦兼寮の世話係のおばさん、実は… の初風諄さん。東宝エリザのゾフィーとしては見逃した (平日昼がほとんどだったし) ので、この日が初見。短いエトワールみたいな所が最後にあって嬉しかったです。上品な方ですね。

闇市の愚連隊上がりの兄ちゃんが、ちょっと黒塗り時の大和悠河さんを思い出させたり、イケメン美少年風がいたりする中、創設者に男子部設置を直訴する主役が一番いかつい顔で、声もガラガラで、宝塚にハマらない気がしたのは惜しかったです。けど演技と最後のダンスの切れは良かった。

レビューシーンでは、本物の宝塚よろしく、黒燕尾やらシャンシャン持って羽根しょった姿やらでBOYSが出てきます。迫力があって良かったですが、野太い声で叫びながら歌い踊られると、「なんか違う」 という気がして。こういう見る側の感覚が、男子部がついに本舞台に立てなかった理由かなと感じる演出でした。今のようなミュージカルがあったら、彼らの夢はかなっていたんじゃないかとも。
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by yukituri | 2008-08-10 22:20 | 東宝・梅芸系