日本版LNDも気に入りました


by yukituri

カテゴリ:東宝・梅芸系( 128 )

M.A.の原作という、遠藤周作の 「王妃マリー・アントワネット」 を読む。

十分読み応えあるけど、某巨大掲示板で言われてた通り、かなり趣が違うな~ マルグリットは革命のカリスマ指導者になったりしないし(テロリスト的?無邪気な悪女) アニエスの方がむしろ「暴力で何かが変えられるのか」というミュージカルのテーマに近い思想を持っている。民衆のうねりとかにはならないけど。

ベルバラのようにアントワネットが美化されてる様子は全くなし。むしろ、「女性特有の小さな頭」 だったか、何度か偏見っぽいな、遠藤センセイ。ルイ16世には割と同情的かも。

というわけで、ミュージカルのマルグリットとアニエス、それに狂言回しのカリオストロやボーマルシェは、かなーりクンツェさんのオリジナルな造形なんじゃないかと。舞台用にドラマチックになる分には大歓迎。エリザベートやモーツァルトと同じような深みがあるかな? 楽しみ。

ところで、musicalzentrale とかには全然出ないなー M.A.のニュース。「12.1に東京で会見」 と書いてたのに、続報出さなくてええんかい。ドイツ語/英語情報がないせいか、クンツェ&リーヴァイでも、日本用なんて眼中にないのか(^_^;) 東宝も 「世界へ」 というなら、英語の発表文でもサイトに乗せておけばいいのに。
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by yukituri | 2005-12-04 10:25 | 東宝・梅芸系
 東宝の公式サイト がだんだん充実してきましたね。

 会見の模様が、出席者全員の発言まで紹介されてたり。その時に歌われた新曲も、

 「今回劇中歌を5曲披露いたしました。近日中に動画で全曲アップいたしますので、どうぞご期待下さい」 だとか。おおう、サービスいい~~~
 惜しむらくは山口さんの歌がない… ってか、男性は最後のデュエットの井上くんだけか、うーん。そりゃ、女性が中心の物語だけど。

 今朝は8チャンとかのテレビを一生懸命見てたのに、ニュースに出てこなかったなあ。紅白とか、流行語大賞とか話題が多い日ではあったけど、残念。日テレの早朝の番組にはちょっとだけ取り上げられたそうですが。

 ちなみに、ストーリーの内容を読むと 「マリー・アントワネット」 というより 「M.A.」 の方が合ってる気も(^_^;) マルグリットの比重もものすごーく大きいようだし。
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by yukituri | 2005-12-02 22:46 | 東宝・梅芸系
噂のM.A.はやはり 「マリー・アントワネット」 でした! クンツェ&リーヴァイのウィーンミュージカルが ”なぜか”日本で世界初演になる、というのではなく、東宝が企画してクンツェ&リーヴァイに依頼した、いわば 「日本発のウィーンミュージカル」 だったのですね。ちょっと勘違いしてたです。

M.A.はマリー・アントワネットであると同時に、マルグリット・アルノーという貧民の娘、後の革命家を指すんですね。 「二人の王女」 ならぬ 「二人のM.A.」 といったところ? 原作だという遠藤周作の 「王妃マリー・アントワネット」 をさっそく借りてこなくっちゃ!

2006年11~12月帝劇の後、博多と梅田でもやるそうです。名古屋や北はないの? かわいそう。

d0064742_8191361.jpg新作ミュージカル 「マリー・アントワネット」

作詞: ミヒャエル・クンツェ
作曲: シルヴェスター・リーヴァイ
演出: 栗山 民也

マリー・アントワネット:     涼風 真世
フェルゼン:             井上 芳雄
マルグリット・アルノー:     笹本 玲奈
   (ダブルキャスト)      新妻 聖子
ルイ16世:             石川 禅
アニエス(修道女):       土居 裕子
オルレアン侯(革命を扇動): 高嶋 政宏
カリオストロ(錬金術師):   山口 祐一郎

みんな実績がある人のようで、人気先行のアイドルとかは混じってないのがうれしい(^^) 来年11月が楽しみです。

詳しい模様はこの辺で。@niftyシアターフォーラム シアターガイド

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by yukituri | 2005-12-01 20:44 | 東宝・梅芸系

M.A.って?

「M.A.」 製作発表会に200人をご招待!
http://www.toho.co.jp/stage/ma_oubo.html

な~んて東宝がすっごく思わせぶりな告知をしてるのは、日付を考えると、クンツェ&リーヴァイの新作ミュージカル会見しかない!?

d0064742_21525176.jpgM.A.というと、メアリじゃなくてマリー・アントワネット??? ウィーン生まれだし、250周年だし。

すっごく行きたい!この製作発表会。思わず葉書を書いちゃいそう。でも当たらないだろうなあ。休みも取れないかもだし。
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by yukituri | 2005-11-18 21:29 | 東宝・梅芸系
11/13(日)1階S列上手

「エリザベート」に比べ、異様に買いやすかったこの公演。40年やり続けてる定番中の定番だからかな。今でもちょぼちょぼ空席があるみたい。
母が持っていたミュージカルヒット集LPで子供時代に聞き、映画も1,2度見たけど、日本語版を見るのは初めて。さすが楽しい作品だ。でも、テーマが 「正しい(上流)英語」 だから、翻訳はきびしい。うまく置き換えて何度も笑いを取ってたけど、歌詞も少し覚えた英語版で見/聞きたくなった。

今回のお目当ては、9月にルドルフ役で好きになった浦井健治くん。イライザの大地真央さんやヒギンズ教授の石井一孝さんはあんまり気にしてないという(^_^;A

浦井くん、ルドルフの時より丸くなった気がする。髪型がふわっとしてたのと、お坊ちゃまルック=水色の燕尾服のせいかなあ。ダンスもないし。「君住む街角」はやっぱりよかったけど、結局当て馬な役、かわいそう。

大地さん、50目前?とは思えない若さで、ピンクのドレスもそれなりに似合っちゃうのがすごい。声は期待していたほどきれいではなかった。映画の吹替えの人と比べては気の毒だけど。石井さん、けっこう格好いいが、眉間にシワよせた横顔はちょっと欽ちゃんを思い出してしまった(^_^;)
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by yukituri | 2005-11-13 20:23 | 東宝・梅芸系

モーツァルト!について

オフ会で、「モーツァルト!」についてのおしゃべりがけっこう面白かった。

* 冒頭曲の変更: 前に書いた海外CDでお気に入りの明るい曲、"Was für ein Kind!" (なんて子供だ!) が日本版にない訳。Mizukiさんによると、初演ウィーン版からハンブルク版になるときに、今の 「♪神が遣わした奇跡の子」の歌に入れ替わったとか。ちょっと残念。エリザベートに限らず、かなり自作を推敲するんだな< クンツェ&リーヴァイ。

* コンスタンツェ: 私がいつも感じてたのが、性格付けが中途半端ということ。ヴォルフの味方なのか、親の悪巧みに加担しているのか、あばずれなのか、純真なのか… 皆さんも「どうせなら、もっときちんと悪女で!」と思ってたみたい。日本版はやや役の重要度が上がっているそうだけど、もう少し設定したほうがいいな。

* コロレド大司教: 山口さんが最高!で一致。トートより合っているとの声も多数(ファンの方ごめんなさい)

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by yukituri | 2005-10-01 22:33 | 東宝・梅芸系

モーツァルト! 感想

 井上ヴォルフガングのモーツァルト!を2階A席で鑑賞。さすがクンツェ&リーヴァイ! 他の作者たちとは質が違う~~~
 ストーリーは、分身の子とか、最後に羽ペンを突き刺すところとか、非常に意味深。音楽、全体はロック?ミュージカル調だけど、やっぱり半音駆使して複雑そうで、モーツァルトの名曲がところどころにあしらわれているのが効果的。

(物語: 若き天才作曲家ヴォルフガング・モーツァルト。傍にはいつも、ほとばしる曲をかきつける子供のままの姿の分身、アマデがいた。天真爛漫なヴォルフガングは、雇い主のコロレド・ザルツブルク大司教のような権威に従えず、人には騙されやすく、父レオポルドや姉ナンネールに心配と苦労ばかりかける。後援者、ヴァルトシュテッテン男爵夫人の奨めでウィーンに出たヴォルフガングは、妻となるコンスタンツェの実家、ヴェーバー一家に食い物にされたりしながらも、魔笛などの作曲を続ける…)

 惜しかったのは男爵夫人(久世星佳)。ヴォルフガングをウィーンに送り出す人で、曲も”導きの仙女”という趣で素晴らしい(ひょっとしてアジエンスのCMの曲?)のに、音を何度か外してた…(>_<) カラオケ? もう一人(香寿たつき)で見てみたい。福岡では一路さんだっけ? 見られなくて惜しいかも。
 コンスタンツェ(西田ひかる)はまあまあ。同じアバズレ系?でも、「ラマンチャの男」のアルドンサよりは好きだった。元アイドルにしては歌唱力がある? 姉のナンネール(高橋由美子)が、女性陣では一番良かった。可憐で歌もきれいで粗がない。

 男性陣では、何と言ってもコロレド大司教=山口さん! 輝かしく重々しく、ウーヴェさんを思い出した。トートもこんなに重くちゃ困るけど(^_^;) パパ・レオポルド(市村正親)もまあまあ。興行師シカネーダー(吉野圭吾)の踊りと歌は軽快でかっこいい。井上さんのヴォルフ、さすが男性、宝塚に比べれば歌も演技(やんちゃ)も力強くてうまいが、声を張り上げるとややキンキンするところがあった。プロポーションはやっぱり宝塚が勝ってるな(笑)

 1幕のストーリーはヴォルフの浮つき/騙されぶりが見ていてつらかったけど、2幕はなかなか自分でも盛り上がった。エリザベートほどにはのめりこめないが、8月になったら今度は中川さん以下、別のキャスト陣で見てみたいな。最近、舞台の見すぎで金欠なのでB席を探せれば(^_^;)

 そうそう、帝劇は肉まんもコーヒーも、プログラムも(チケットも!)、同系列なのに東京宝塚劇場の2-6割高いんだなぁ~ オペラグラスとパンフレットは思わずケチってしまった。
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by yukituri | 2005-07-10 18:28 | 東宝・梅芸系

ラマンチャの男

 チケット掲示板経由で 「ラマンチャの男」 を観劇。帝劇の1階H列上手、意外と舞台に近かったです。通算上演が千何百回行くくらいだからすごい作品なんでしょうけど、エリザベートやその昔見たレ・ミゼラブルほどには感動せず、最初はちょっと寝ちゃいました(爆) 一番印象的だったのは鏡の騎士(のコスプレ)だという… 他にはないのか(^_^;)

 松本幸四郎のせりふの言い方はちょっと独特。歌は思ったより聞かせました。本来、歌舞伎役者なんだから偉い。牢名主-宿屋の亭主(上條恒彦)が良かったです。松たか子のアバズレ演技はちょっと一本調子な気が。ストーリーでは、アルドンサがどうして急にドルシネアになりたくなって追いかけてくるのかよく分からないなー。ドンキホーテをきちんと読んでないから??

 舞台のつくりは面白いです。オケピットがなく、舞台の両端で演奏。石牢らしき舞台の前には、更に地下へ通じる通路、上には地上からのすごい急な吊り階段。そこを宗教裁判所の役人とかが本物のたいまつを燃やしながら降りて来る。許可した消防署は太っ腹だと思います。
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by yukituri | 2005-06-26 17:19 | 東宝・梅芸系