日本版LNDも気に入りました


by yukituri

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遠野あすかさん: 専科→星組の新主演娘役へ (安蘭さんの相手役)
白羽ゆりさん: 組替え→雪組の主演娘役へ (水さんと 「エリザベート」)


うーん。個人的には遠野さんのエリザベートが先に見たかったんですけどぉ。もちろん安蘭さんとはお似合い♡ だと思うので、こうなったらお2人の在位中に、星組でも絶対絶対 「エリザベート」 を!

あ、もちろん白羽さんも、マリー・アントワネットの歌いっぶりを見るに素晴らしいエリザベートになられると思いますし、それはそれで楽しみ~!ですけど、わざわざ組替えまで?とびっくりしたので。いい役がたくさん出来るよう優遇されてるのかも…? なんて余計なこと考えてしまいそう(^_^;

いずれにしても、遠野さん、トップ決定おめでとうございます!! 去年の 「マラケシュ」 で見て感心し、花組エリザベートの新人公演映像で好きになり、演技も歌も、「何でこれまでトップになってなかったんだろう」 と思ってましたから、とっても嬉しいです。安蘭さんともども 「エリザベート」 をなさる日を切望してます。こうなったら歌劇団にお手紙でも書こうかな!?
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by yukituri | 2006-08-30 13:22 | 宝塚 (他作品、雑談)
d0064742_8392816.jpg「歩き方」 では 「セゲド温泉」 とあった街中の日帰り施設。川向こうにも別の温泉があるので、「アンナの泉」 と言うべきかも? トルコ調の外観のこれまた優美な建物で、デッキチェアの並ぶ中庭はリゾートホテル風。最近リフォームしたらしい。プールやエステコーナーもあるらしいけど、d0064742_839489.jpg
入浴だけだと500フォリント (約300円) と安い。水着着用の混浴。ちょっと困惑したのは、ロッカーも男女分かれていないこと。鍵の掛かる脱衣室がいくつか横にあるので、そこで着替えればいいんだけど、でっぷり腹の出たおじさんが隣のロッカーだったりすると…(^_^;

シャワーを浴びてからお風呂へ。シャワーもまた男女共用で、きちんと体を洗えるようなものではない。浴槽は、36度のジャグジー、34度のやや大きめの浴槽 (ブダペストの温泉にはあると噂のチェス台が真ん中に)、32度の浅めの3種類で、日本なら自治体温泉の中小くらいの規模か。お湯はかすかに緑色でさらっとしている。泉質は悪くなさそうだったけど、けっこう塩素臭がして、まあ温水プールみたいな気分だった。温度は日本人としては物足りない。もっと温まりたい人はサウナへ、ということのようだけど、下に敷くバスタオルを持参するものらしくて、持ってなかったので断念。

浴槽間やロッカーとの移動の時は、濡れた石張りの廊下 (土足可) という感じで、足が気持ち悪いのでビーチサンダルがあると良さそうだった。お風呂を2巡くらい行ったり来たりしたが、いちゃついてるカップルもいたりしたので、あまり長居はせずにさくっと上がった。

d0064742_8401195.jpgお風呂そのものより気に入ったのは、建物の少し手前にあった飲泉場。歩き方ではここだけが 「アンナの泉」 だけど、おそらく源泉は共通だろう。アンナさん? (って誰だか聞き忘れた) の像の下から4ヶ所、45度くらい?のお湯が出ていて、ペットボトルやタンクにお湯を汲みに来る人多数。私も500のボトル2本に詰めた。ちょっとだけゆで卵みたいな、かすかに塩気があるような、なかなか飲みやすい味。翌日までちびちび飲んでいた。効能は知らないけど、旅行後半を元気に乗り切るのに役立ったかも!?
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by yukituri | 2006-08-30 07:32 | 観劇旅行 (日記・計画他)
5時前に起き、シュトゥットガルト5:51発のICEでフランクフルト空港へ。休暇時期だけあって空港がものすごーく混んでいて、成田も真っ青だった。

d0064742_7594437.jpgしょっぱなから飛行機が遅れるとかいろいろあって、ブダペスト空港の最寄り駅 Kőbánya-Kispest で予定の特急に乗れずがっくり。でも、ホームで待つ間、ドイツ語を少し話す若い女性に次の急行もここでいいか聞いてちょっとおしゃべりでき、あまり長くは感じずすんだ。ブダペスト近郊に住む彼女も、ミュージカルは時々見に行くみたい。人気だなあ。

それにしても暑い。もっと暑い列車で、蒸し焼き気分で着いたセゲド駅は、アールヌーヴォー様式?のきれいな建物。駅前の路面電車を確認しようとしていたら、乗客の女の子とか何人か私に、「シャ*ー」 「シャ*ー」 と叫ぶ。???と思ったら、頭を指差してくれて。帽子が風に飛ばされていた。シャポー? ”シャッポ”の親戚かも? と面白かった。キオスクで切符を買い4停留所ほど乗って、何とかかんとか5時までだという宿を手配してくれた旅行代理店の営業時間に間に合う。ここの係の方がドイツ語ペラペラ。久々に (と感じた) 言いたいことが十分伝えられてほっ。すすめてくれた冷たい水も美味しかった~ 温泉とか街の情報もいくつか教えてもらった。

d0064742_7553680.jpg今日の宿は、某ホテルサイトで 「セゲドで一番エレガント」 と書かれていた Hotel Tisza。多少誇張があるかもしれないけど、d0064742_7563440.jpg確かに踊り場とかがなかなか優美で、部屋は小さかったけど、ハンガリー風?家具が置いてあった。空調付きで4ユーロプラス、この酷暑ならその価値はある!

d0064742_756692.jpg部屋で一息入れて6時近く。野外劇場の 「ルドルフ」 は9時からだから、まだ時間はあるな、と温泉に出かけることにする。歩いて5~6分。途中にも19世紀風?のきれいな建物がたくさんあった。d0064742_83449.jpg温泉の感想は長くなったので (一応、温泉ファン) 別立てに。温泉、体をきちんと洗う場所はなさそうだったので、結局、帰ってきてから部屋のお風呂に入り直した。浴槽のお湯はちょっと茶色かったが、残念ながら温泉ではないらしい(^_^; ティサ川の向こうには温泉ホテルもあるとか。

8時すぎに宿を出て、大聖堂前の野外劇場へ。すごい人ごみ。ネットで予約したチケット、「このメールと決済に使ったクレジットカードが揃っていないと渡しません」 なんて確認メールにあって緊張していたら、名前を言うだけであっさり渡してくれた。日本人は見たところ私だけだったし(^_^;?
屋台でおっきな渦巻きパンとコーヒーを指差して買って夕食代わりに。人がいっせいに群がっているので、注文するのも一苦労。決まったところに行列を作ったりはしないのか。これはドイツの劇場でも大体そうだった。

薄闇が広がる大聖堂前の野外劇場は、前にも書いたけどとってもとっても趣があった! 新しい作品を見るのも興味深い。けどやっぱり、言葉が全然分からないってツライな… 知ってたのはイゲン(yes)、ネム(no)、チョック (allだっけ?) の2、3語くらい。そうそう、前後を考えると 「ヘルシー」 と聞こえたのが 「陛下」 かな。健康そうでいいかも(笑)
旅行中に書いた感想 観劇感想①作品紹介・物語 観劇感想②キャスト

何せ終演が12時すぎなので、最後はちょっとコクリコクリ。次の朝も早いので、主催者挨拶はパスさせてもらって宿に帰り、近くのオープンカフェの音楽がうるさいなあ、さすが花金?と思いながらも就寝。翌朝は5時すぎに起き、6時ごろの路面電車に乗って少し歩いて街外れのバスターミナルに行き、かわいらしい空港シャトルバスでブダペストへ向かった。

しまった、あんなに川の近くにいたのに結局ティサ川を見に行かなかったな~と、乗ってから気付く。きれいな街だったし、いつかゆっくり (また野外劇場と絡めてかも^^;?) 再訪してもいいな、と思った。
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by yukituri | 2006-08-29 22:59 | 観劇旅行 (日記・計画他)
(注意! ヨーロッパでは、基本的に車内精算はできないと思いましょう。
試してもいいけど、無賃乗車扱いの罰金を覚悟のこと)

ハンガリーでも鉄道ですったもんだ。飛行機と列車の乗り換え、十分余裕を見たつもりだったのに、

1) フランクフルトからの飛行機が40分遅れた。

2) 空港内で手荷物預かりを見つけるのとかいろいろ手間取ってしまった。

3) 連絡バスに乗ったら鉄道駅まで思ったより時間がかかり、これがまた地下鉄と紛らわしい駅で迷いそうになり、窓口も行列で、乗るつもりのICの切符を買う時間がなさそうだった。

4) で、日本のように車掌から買おうと思ったのに、ホームの駅員 (珍しく英語がうまい) に 「無賃乗車になって罰金が高い。次のにしろ」 といって止められる。一応、車掌に交渉してくれたけど、「ダメだ」 といってるらしかった車掌はすごく冷たそうだった。そりゃあシステムは全然違うだろうけど車内清算ができる日本が天国に思えた。

5) 次の急行は1時間20分後、しかも冷房どころか扇風機さえなしのボロ車両(涙) 体感34度くらいの酷暑なのに…

6) 乗ってから車掌に聞いてみたら (英語の出来る人が通訳してくれた) その 「高すぎる罰金」 とは2000フォリント (約1200円) だと判明。駅員は言ってくれなかったし、私も聞くのを思いつけば良かったのに! 確かに2等切符と同じくらいの額 (鉄道安いなぁ) だが、ブダペスト空港の手荷物預けが2500フォリントもしたのを考えれば、別に払っても惜しくなかった。1時間40分早い到着と、2時間の乗車中の冷房の快適さを考えれば…

6) ドイツ語と英語はイマイチ、ニ通じない(涙) 合計で7~8人に一人くらいか。駅では1人だけだったし、車掌は全滅だし…

「歩き方」 によるとブダペストの治安も相当悪いようだし、しばらくは、ハンガリーを再訪するには勇気をかき集めないといけないかも…
もちろん、セゲドの野外劇場はすごく良かったけど!
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by yukituri | 2006-08-29 07:54 | 観劇旅行 (日記・計画他)
d0064742_732289.jpg7/26(水) トゥーン 「エリザベート」 の翌朝、深夜の雷雨は上がったがまだ薄曇り。湖の方へ散歩に行き、昨日の舞台を隣の島から眺めてみた。けっこう勾配がきつくて、上でも見やすそう。犬の散歩をしていた地元の女性に、うっすら見える山の中のユングフラウヨッホの場所を尋ねて 「フランツ・ヨーゼフとユングフラウヨッホ」 舞台についても少し聞いてみた。フランツ・ヨーゼフは 「無色」 だったけど、トートはすごく気に入ったそうだ。

今度は完全陸路でドイツへ。幸いそれほど遅延もせず、2回乗り換え6時間半でオーバーハウゼンに到着。観光案内所にまずい忘れ物をして青ざめたが、幸い取っておいてくれて事なきを得た。その後、どこかを出るときは 「♪忘れ物はないですか~ 見つけにくいものですか~」 と歌って確かめる癖が付いた。アホやー(^_^;

オーバーハウゼンのメトロノーム劇場は、シュトゥットガルトのアポロ劇場と同じく 「新開発の複合商業地区の一部として、劇場も作りました」 という趣。東京で言えば、お台場に四季劇場があるようなものか。d0064742_8103445.jpg
ドイツのホテルサイトでこの地区内の徒歩10分の Tryp Centro に宿を予約していたが、またしても冷房なし(付きは街に1軒だけとか)。小じゃれた寮のような内装。何せ暑いし劇場に行く途中また夕立になったが今日は屋内だから問題なし。

劇場は意外と小ぢんまりしていて、2階といってもちょっとだけ高くなっただけという感じ。劇場にはエッセンの 「オペラ座の怪人」 のデモ映像とかがずっと流れていた。東京~横浜くらいの時間距離だし、普通はこっちと続けて行くよねぇ(^_^; 首尾よく割引で観劇を済ませ 感想、疲れていたのできちんとした夕食は省略、ビスケットを食べてすぐ寝た。

d0064742_7563697.jpg7/27(木) 起きるとさすがにお腹が減っていたので、12ユーロ (1800円!?) もする豪華な朝食ビュッフェをしっかりと採る。日中は酷暑といっても、朝早くは外の席が気持ちいい。

さて、「スターアライアンス・ヨーロピアン・エアパス」 という ANAの加盟するグループの格安周遊券を使う都合で、28日はブダペストへの朝早くの飛行機に乗らないといけない。それで、フランクフルトから比較的近いシュトゥットガルトで、もう一度 「エリザベート」 を見ることにした。Pia さんが多分出ると聞いていたし、彼女のなら何度でも♡

d0064742_756573.jpgオーバーハウゼンからシュトゥットガルトは、ICE (≒新幹線) 専用の新線が一番早いが、もう何度も通ったし、遅れでひどい目にもあったので、今度は趣を変えてライン川沿いの景勝路線 (ローレライの岩の近くも通る) を走るIC(特急) にした。ICEより3-4割ほど長く掛かるが、乗り換えもないし車窓からの古城やかわいい町が楽しい。コンパートメントを独り占めして、最後はセミフラットシートの和室状態にしたのはこの時。案の定というか途中で15分ほど遅れが出ていたが、シュトゥットガルトに着くまでに取り返していた。所要4時間半。

d0064742_8353614.jpg翌朝の都合上、ホテルは駅(ベンツマーク付^^;)の上の 「インターシティホテル」 を取っていた。また冷房なしだし、駅前通りの騒音があるが便利は便利。宿泊者カードは市内交通の切符になるし。午後早くに着けたので、駅近くのコインランドリーで洗濯をした。相変わらず暑い…

地下鉄というか路面電車というかに乗り、乗り換えの後、向かいのおばあちゃんに、「SI ツェントルム (劇場のある複合施設)へはこれでいいですか?」 と聞くが通じない。近くにいた若い女性が分かってくれ、「エス・イーだよね」。しまった、"I" だけドイツ語になってなかった(^_^; 日本語だと、アルファベットは英語読みだもんね。

2階席からの眺望を楽しんだ観劇を終えて帰ってくると 感想、駅の窓口が閉まっている。まずい、明日の分はユーレイルパスじゃなくてフランクフルト空港までを別途買う予定なのに、どうしよう!? と思ったら、超高機能のチケット自動販売機があってほっ。チケットを買うだけじゃなくて、時刻検索ができたり、クレジットカードで払えたり。これはJRも見習ってほしいなぁ。
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by yukituri | 2006-08-29 07:10 | 観劇旅行 (日記・計画他)
d0064742_1795985.jpgタイムリーというか何というか、むらさきさんの掲示板で、スイス・トゥーン 「エリザベート」 の公式サイトでハイライト動画が見られると教えていただきました。期間限定の太っ腹!? そうそう、こんな感じだったなあと楽しめました。編集のうまさもあるのか、すごく洗練されて見えました。やっぱり私の好みって…
(追記。えーん、もう見られなくなっちゃいました…9/4)

d0064742_1783145.jpgあ、でも少なくとも、ゾフィー&取り巻きたちの "Wir oder sie" は笑えるぞ。馬の模型を腰の周りに付けるんじゃなくて、馬 (というかイノシシみたい) の形の板をd0064742_1785782.jpg脚に挟んで走り回って。さすがにゾフィーは指揮だけだけど(^_^;
よく見ると、プロローグで ”怪人蝶人間”、フィナーレで ”プレッツェル髷のせ女官”も確認できました(笑)

"Nichts ist schwer" のところ、背景にアルプスの山々が見えて美しい! 晴れてたらこんな感じだったんだ~ 私の時は残念ながら雲越しにうっすら影程度でしたから。

d0064742_17113888.jpgエリザベートの衣装の色の移り変わりもバッチリ分かりますね。"Wenn ich tanzen will" のところ、d0064742_171268.jpgそういえば 「ハトシェプト女王…?」 と考えたんだっけ、とか、
"Nichts, nichts, gar nichts" のところは 「ほんとに断崖みたい、効果的だな」 と感じたとか、懐かしく思い出しました。
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by yukituri | 2006-08-28 07:37 | Elisabeth (海外) 感想
この日、個人的にウケたせりふ。お見合いのところのルケーニの、
"Am Fuß der Alpen... ja, genau! "
  (アルプスのふもと… ホントだね!)

バート・イシュルより、もっと当たってるし(^_^;

7/25(火) 19:45~, Thuner Seebühne, 3列目下手サブセンター

Elisabeth: Roberta Valentini (2)
Der Tod: Christoph Goetten (1)
Lucheni: Sergio-Maurice Vaglio (1)
Franz Joseph: Jan-Martin Mächler (1)
Rudolf: Nico Gaik (1)

さて、スイス・トゥーンのエリザベート。これまでに拝見した2人の方の感想が、どちらも 「演出が気に入った」 というものだったので、自分の好み/審美眼 (そもそもないか) にかなーり自信がなくなりつつも… 個人的には 「おっもしろい演出だなあ」 と思ったのが正直なところ。

d0064742_2138102.jpgセットは、「幅を持たせて中身をくりぬいた三角定規」 みたいなのが2?4?つと、それに登る階段が1?2つ。勝手に”テトラポット”と呼んでいた。上に登って端近くで後ろ向きで踊ったりするから、なるほど水分はきちんと取らないと危ないなー。これをいろんな配置に回すため、黒服のスタッフがわらわら出てきて、そちらが”黒天使”かと思ったが、この舞台では、「死」を象徴するのは ”黒”ではなくて ”赤”なのだった。黄泉のシーンは赤からオレンジのグラデーションでなかなかきれい。

d0064742_21414215.jpgトート。赤いロングコートに、怪傑ライオン丸? という言葉が思い浮かんだモシャモシャ長い金髪。衣装がこれだから、仮死から起きたシシィの歌は、"Schwarzer Prinz" でなく "Meiner Prinz" と聞こえた。「王子さま~」 度が高い。偽医者の時髪を全部帽子に押し込んで普通のコート着て出て来ると、”ただの真面目な兄ちゃん”に見えて衝撃。いや実物の役者さんはそうだろうけど。エリザベートの放浪の旅にも、赤いシーさん (グラサン装備) がなぜか付いていく。歌も悪くなかったと思う…けど、外見の印象が強すぎあまり覚えていない(爆) どちらにしても、Uweさんや Mateほど強烈じゃない。

怪人蝶人間、もとい死の天使。頭から全身、ぴたっとした?赤い衣装に、腕から脇に広がる赤い薄布。思わず上に触覚が見えてしまった(^_^;

d0064742_21385251.jpgエリザベートの衣装は、最初の白 (+水色) からだんだん赤基調になる。死に染まっていくという意味? なかなか象徴的でいいかも。喪服の下のストンとしたドレスも赤。彼女に限らず、女性は基本的に肩出し。配役表を見直してみると写真と違う人だったけど、やはりやや目が吊り気味の美人だった。Pia さんと比べると歌はどうしても… だが、勝気そうな役作りで十分健闘していた。

ルドルフはショッキングブルー? の軍服で、トートと並ぶとすごい対比。 Nico Gaik さん、唯一シュトゥットガルトで前に見ているからか、主要キャストの中で一番かわいく感じ、歌も去年秋よりややうまいと思った。

フランツ・ヨーゼフが地味~下手じゃないんだけど。翌朝散歩で会った地元の人が farblos (無色) と言っていた。なるほどそんな印象だ。

風が強くて飛ばされたからか、全体的に声がそれほど出ていないと思ってしまった。ゴーゴーいう風の音をスピーカーが拾って怖かった。遠雷も。風で寒く、肩に付くか付かないかの自分の髪でもあおられてうっとおしかったのに、エリザベートやトート役の人は大変だっただろう。
例外: 頭にプレッツェルを乗っけたみたいな女官さんは多分大丈夫(笑)

休憩なしで演じるので、いくつかのシーンはカット(や短縮版?)になっていたが、オランダ・ドイツ版にない 「エーヤン」 はあった。所要2時間くらいかな。晴れていたら、最初は青空、途中で黄昏が進む時間で効果大だろう。ユングフラウ3山が湖越しにくっきり見えるともっときれいだろうな~!
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by yukituri | 2006-08-27 19:14 | Elisabeth (海外) 感想
作品名を冠しながら、感想ばかりで参考になるようなデータとかがぜーんぜんなかったので、ちょっと反省してまとめてみることにしました。この部分だけ、最新アップ順でなく、①から順番に下に並べることにしますね。

今のところ、① 海外・日本上演歴、② 主要登場人?物、③あらすじ1幕、④あらすじ2幕、⑤海外CD/DVD です。

基礎データ
"Elisabeth, das Musical" ミュージカル 「エリザベート」 
詩: Michael Kunze  (ミヒャエル・クンツェ) 
曲: Silvester Levay (シルヴェスター・リーヴァイ)

上演データ(海外)
ウィーン      92~98、03~05 (ロングラン)  CD4・DVD1
     中断中の02に 「10周年記念ガラコンサート」 CD1
ハンガリー    96~ (時々上演、今はなし)     CD1
スウェーデン    99~ (終了時期分からず)      CDなし
オランダ      99~ ( 〃 ロングラン)        CD1
エッセン(独)   2001~03 (ロングラン)        CD1
シュトゥットガルト(独) 05春~06秋 (ロングラン)     CD1
イタリア      04夏 (トリエステ、コンサート?)  CD不明
フィンランド    05秋~ (時々上演)          CD不明
スイス       06夏 (湖上劇場1ヶ月半)     CDなし?

上演データ(日本)
宝塚版     96年 (ご当地の1つハンガリーよりも半年早い!) から、
         雪・星・宙・花・月の各組で順番に上演 (~05)。
          「ベルサイユのばら」 などと並ぶ代表・人気作に。
         07年、雪組で再演予定。        CD・DVD完備

東宝版     2000年から数回。やはり大人気に。 CDのみ
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by yukituri | 2006-08-26 11:52 | エリザベート (データ/雑談)
(一部、物語に出てこない歴史的事実も。間違ってたらごめんなさい)

エリザベート (愛称シシィ): バイエルン王一族の公女。従兄のフランツ・ヨーゼフに見染められ、オーストリア皇后となる。しきたりに縛られた宮廷になじめず、拒食症ともいうべき美容術に走り、後年は旅から旅の放浪生活に。帝国の一部だったハンガリーを愛し、夫を説得して、ほぼ対等の地位を持つオーストリア・ハンガリー二重帝国とすることに尽力。結果的に他民族の独立機運も高めてしまう。スイス・レマン湖畔でイタリア人アナーキスト、ルケーニ (ドイツ語ではどちらかというとこう聞こえる) に暗殺される。

トート (「死」): 死の化身。エリザベートを愛し、追い詰める。死に憧れるエリザベートの空想/分身かもしれない。ドイツ語 der Tod (デァ・トート) を始め、ハンガリーのハラール、フィンランドのクオレマなど、各言語で 「死」 を意味する言葉で呼ばれる。日本だけ 「黄泉の帝王・トート閣下」 なのは、”シ”だと短かすぎてごろが悪く、かといって 「死神」 にはしたくなかったためか。

フランツ・ヨーゼフ: オーストリア皇帝。真面目で勤勉な統治者だが、「政治的センスはいまいち」 (「ウィーンのカフェ」の客)か。母ゾフィーの影響を強く受けている。エリザベートを愛し抜くが、自由を求める彼女は離れて行く。妻の死後も長生きし、晩年には民族自決運動にあおられてセルビアに宣戦布告し、第1次世界大戦を引き起こしてしまう。

ルドルフ: 皇太子/大公。皇帝夫妻の第3子で、4人中唯一の男子。母の影響で自由主義的に育ち、保守的な父皇帝と対立。高い知性を持ち、その 「ドナウ連邦」 構想は、EUの先駆けとの評価もある。ベルギー王女と結婚するが不仲となり、ウィーン郊外、マイヤーリンクの狩猟館で16歳の男爵令嬢、マリー・ヴェッツェラと心中。暗殺説もある。

ゾフィー: バイエルン王家出身で、先代皇帝の弟の妻。正式な称号は 「大公妃」 だが、息子が皇帝になったので日本語では 「皇太后」 でOK。「宮殿でただ一人の男」と呼ばれる女傑。伝統主義者で、姪でもあるエリザベートと激しい嫁姑戦争を繰り広げる。

ルイジ・ルケーニ: イタリア人のアナーキスト (無政府主義者)。王族なら誰でもいいとばかりに、たまたま近くにいると知ったエリザベートを暗殺し、刑務所で自殺。この作品は死後の世界での裁判における ”再現ドラマ” という大枠で話が進み、ルケーニは狂言回しを務める。

マックス: エリザベートの父、公爵。気ままな生活を送る変わり者。
ルドヴィカ: エリザベートの母、ゾフィーの妹。
ヘレネ: エリザベートの姉で、皇帝の本来の見合い相手。
ウィーン宮廷の重臣、ゾフィーの取り巻き= グリュンネ伯爵、シュヴァルツェンベルク公爵、ラウシャー大司教/枢機卿

ちなみに、エルマー、シュテファン、ジュラのハンガリー貴族3人衆とツェップスは宝塚版で若手・中堅男役スターに役を与えるために出したもので、海外では(ほぼ)不在。名前があっても役割が違うし、少なくともツェップスはいなかったような…
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by yukituri | 2006-08-26 11:50 | エリザベート (データ/雑談)
(基本的に海外版です。トートは意味通り 「死」 にしました)

 死者の世界でエリザベートを暗殺したルイジ・ルケーニの裁判が開かれている。彼は 「彼女が望むから殺した。黒幕は”死”」 と話す。「死」 も現れ 「彼女を愛した」 と認める。証人としてエリザベートの同時代人たちがよみがえり、物語が始まる (Prolog)

 バイエルンの公女エリザベートは天真爛漫。気ままな父マックスのように自由に生きたいと願っている (Wie Du)。その日は親戚の集まりがあり、母ルドヴィカが、「(エリザベートの姉)ヘレネがフランツ・ヨーゼフ皇帝と見合いをする」 と発表する (Schön, euch alle zu sehen)。エリザベートはサーカスごっこ中に高いところから落ち、仮死状態になって死と出会う。死は彼女を愛するようになり、彼女も彼に憧れる (Schwarzer Prinz)。

 ウィーンの宮廷では若き皇帝フランツ・ヨーゼフが、母ゾフィーの強い影響の下で統治に励んでいる。ゾフィーは 「戦争より(政略)結婚がオーストリアのやり方」 と言う (Jedem gibt er das Seine)。温泉保養地バート・イシュルでの見合いでフランツ・ヨーゼフは意外にもヘレネではなくエリザベートを選ぶ (Wie man plant und denkt, so kommt es nie)。彼はエリザベートに皇后の立場の厳しさを警告するが、彼女は気にせず 「2人でなら何も難しいことなんてない」 と答える (Nichts ist schwer)。

 結婚式。貴族たちが不気味に歌い、エリザベートが宣誓すると、高笑いをする死が婚礼の鐘を鳴らす (Alle Fragen sind gestellt)。披露宴。マックスとゾフィーは、自分の子には相手がふさわしくないと言い合いをし、貴族たちはエリザベートの田舎育ちや子供っぽさから 「宮廷に合うだろうか」 と噂する (Sie passt nicht)。死が現れ 「お前は最後のダンスを俺と踊る=俺のものになる」 と告げる (Der letzte Tanz)。

 翌朝5時、ぐっすり眠るエリザベートのところに女官たちを連れたゾフィーが乗り込み、「皇后らしく」 と伝統としきたりを押し付け、早くも諍いに。フランツ・ヨーゼフも味方してくれない (Eine Kaiserin muss glänzen)。エリザベートは反発し 「私は私だけのもの」 と歌う (Ich gehöre nur mir)。その後も宮廷での彼女の孤立は続き、生まれた娘2人の養育もゾフィーに握られてしまう。怒った彼女はハンガリー訪問への同行を求める夫に 「まず子供たちを返して」 と迫る (Stationen einer Ehe)。だが、そうして連れて行った幼い長女はハンガリーで病死し、死が 「お前には俺が必要」 とささやく (Die Schatten werden länger)。

 ウィーンのカフェでは客たちが芳しくない帝国の前途や、ようやく息子が生まれた皇帝夫妻の噂をしている (Die frohliche Apokalypse)。数年後、宮廷では小さなルドルフがスパルタ教育を受け、エリザベートが会いたくてもゾフィーに阻まれる。政治情勢は厳しく、疲れたフランツ・ヨーゼフはエリザベートに慰めを求めるが、かえって 「私かあなたの母親か選んで!」 と最後通牒を突きつけられる (Elisabeth, mach auf mein Engel)。死が現れて沈み込む彼女を誘惑するが、彼女は 「まだ生きたい。美貌で勝ってみせる!」 と拒む。経済も疲弊し、牛乳が買えない貧しい市民たちが怒り、ルケーニは 「皇后のせいさ!」 とアジる (Milch)。

 エリザベートの美容の間。女中たちが牛乳風呂や美顔術の準備をしている (Schönheitspflege)。そこへフランツ・ヨーゼフが訪れ、全面的に彼女の希望をかなえると言う (Ich will dir nur sagen)。それを聞き、世界一美しい姿で現れたエリザベートは、「あなたと共に行くわ。でも私のことも理解して、閉じ込めないで」 と求める。死も現れ、生のむなしさ?を歌いかける中、エリザベートは高らかに 「私は私だけのもの!」 と宣言し、幕。
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by yukituri | 2006-08-26 11:48 | エリザベート (データ/雑談)