日本版LNDも気に入りました


by yukituri

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AKURO千秋楽、終演後、前列の方の人が次々と、ほとんど全キャストに花束持って行ったり、常連客が多いらしくとっても和やかでした。3回目くらいのカーテンコールで挨拶開始。以下、ちょっと印象深かったところを。

駒田さん: TSミュージカル 「AKURO」、ご観劇ありがとうございました。これから、何人かにしゃべってもらおうと思いますので、座って下さい。
(親切だ~ ウィーンでエリザベートの千秋楽の時は、観客が40分くらい立ったまま挨拶を聞いてたとか)

駒田さん: (イサシコの左面の黒あざを指して) この間から特殊メイクづいてまして…(笑) こういうの (舞台上の紙吹雪) を見ると、ついこれ (刀を見せる) じゃなくてこう (パタパタ扇で払うふり) したくなるんですよね… (大笑。ヴァンパイアの ”クコール劇場”、大好評だったからなあ)

座長らしく他の挨拶も仕切っていました。

駒田さん: 僕と同じ年 (げっ、まじ!?) の平澤智くんです。
平澤さん: …シンジラレナーイ (客大笑)
駒田さん: どういう意味なのかは、打ち上げの席でじっくり聞きます(笑)

今さん: TSは去年が初回で、今年 ”裏を返し” ました。次回また出て、
”馴染み”になりたいです (ヲイヲイ、何に例えてんでしょうね)

彩輝さん: とても充実した日でした。たくさんの愛をいただきました。
      (一番まっとう?)
坂元さん: この11日間 「桃太郎」 「桃太郎」 と言われ続け (笑。私だけの連想じゃなかったらしい。衣装もちょっとそれっぽい色だし^^;;) 
桃の差し入れもたくさんいただきました。ありがとうございました。

ちょっと期待したのですが、謝先生の挨拶はありませんでした。いつもそういうものらしく、拍手が続く中、駒田さんが、「そうしてても謝先生は絶対、出てきませんから(笑)」 なんて言ってました。シャイなのかな?
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by yukituri | 2006-10-30 20:23 | 国内観劇 (その他)
今朝たまたま見たチケット掲示板で後ろの方だけど1階席を譲ってもらえたので、AKUROの千秋楽に行ってきます! 鈴鹿御前がした ”とされる” ことと、アケシの ”真相” をよく見極めたいな、と思ってます(^^)

(翌朝追記。とりあえず伝説vs真相分)

2回目だったのと、各種伝説のHPで予習して行ったので、中身がなかなかよく分かりました。1幕2幕とも、幕開けからすぐ昔語り=伝説になっちゃうから、劇の構造が分かりづらいかもしれませんよね。高麿の語り部分以外は。とにかく、鈴鹿御前というのは、平安初期の 「現代の伝説」 に登場する人物であって、アケシの実像とは全く別です。というわけで、あの作中の伝説と真相を整理してみました。

伝説1) 天竺の魔王の娘 「立烏帽子」 が鈴鹿山に天下り、北の鬼・悪路王と協力して日本を我が物にしようとする。田村丸が退治しようと来た時、立烏帽子はその勇姿に惚れて、殺す代わりに夫にしたい、今後は鬼退治に協力すると誓う。以後 「鈴鹿御前」 と呼ばれる。

真相1) 蝦夷の娘アケシは戦で捕らえられて都に奴隷として売られ、大和名を ”鈴鹿”と付けられる。田村麻呂の妾 (多分) となり、娘を産む。寵愛を受けている間は御前とも呼ばれてたかも。

伝説2) 立烏帽子=鈴鹿御前は、愛する夫の悲願、悪鬼征伐を果たさせるため、悪路王の住む達谷窟に田村丸を案内する。当初は劣勢だったが、鈴鹿御前自らも魔法の剣 (おそらくあのヒラヒラする袖の表すもの) を振るって戦いに協力し、田村丸は見事悪路王を討ち取る。

真相2) アケシはこれ以上、蝦夷の女子供が奴隷に売られるのを止めたいと田村麻呂にすがり、田村麻呂はアケシを和平の使者として日高見に送る。それを信じたアテルイは都へ向かい (史実では降伏→連行) 処刑される (どこまでが最初から策略だったかは不明)。田村麻呂は用済みになったアケシを追い出し、アケシはぼろぼろ、盲目になって故郷に戻る。

とまあ、かなり正反対。とはいえ、悪路王 (アテルイの伝説名) が死に際に 「生まれ変わり死に変わり」 と歌ったり、「この日の本の礎が何であったか(我々は伝えていくぞ)」 と言ったり (伝説では鬼の呪いという感じかな)、お話とその後の現実芝居がクロスオーバーするところも。この悪路王の言葉は、そっくりそのまま高麿も最期に言ってますね。つまり彼も、大和側から見れば ”鬼”として語られる資格十分。逆に、鬼というのはそうやって敵を貶めた言い方にすぎない、ということが強調されてますね。
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by yukituri | 2006-10-29 15:55 | 国内観劇 (その他)
一回しか見ていないというのに、しつこくAKUROのお話です。さおりさんのヒント (ありがとうございました!) で、あの劇中劇風の 「鈴鹿御前」 と 「田村丸」 の物語の出典と思しきものの解説ページを見つけることができました。田村麻呂の伝説巡りのHPの1項なのですが、リンクのお願いをしようとしたらメールが戻ってきてしまったので、内容だけちょこっと紹介。

「田村草紙」 から作られたという奥浄瑠璃 『田村三代記』 の内容がずいぶん近いのですね。
「鈴鹿の山に天竺の魔王の娘・立烏帽子が篭り」 (それでああいう衣装か!)、田村丸が討伐を命じられて… という物語。達谷の窟にいた奥州の大嶽丸 (悪路王の別名? オタケの名の元ネタかも) を立烏帽子の協力で撃つなどの下りも出てきて、「おおお~」と思いながら読んでました。やや取って付けたようですが(^_^;? 一応、ハッピーエンドもあり。

他に、鈴鹿御前という名前そのものが出てくるページ(何と女神様とか!)も見ました。いろんな名前や関係のバリエーションがあるみたいで、関連本を探して読んでみたくなりました。そのうち市の中央図書館でレファレンスのお願いをしてみようかな。

こういう調べものって、けっこう楽しいですね♪
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by yukituri | 2006-10-29 07:13 | 国内観劇 (その他)

久しぶりに図書館へ

ちょっと曇りがちだけど行楽日和になった今日。諸般の事情で遠出はできなかったので、久しぶりに約3キロ離れた図書館へチャリチャリ行ってきました。AKUROの関連本がお目当てですが、贔屓の時代作家のまだ読んでないのを3冊ほど見つけてホクホク。「薄紅天女」 も借りてきました。

ああ私、離島や無医村のお医者さんや看護師さんには (尊敬するけど) 絶対なれないわ。たまに本屋や図書館に行けないと窒息するな、と分かりました。いい劇場も近くに欲しいし… 

エリザベート関係の (比較的) 新刊も2冊ほど予約したので、来週末には読めそう。ワクワク。
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by yukituri | 2006-10-28 19:52 | 普通の日記、PC・語学関係
d0064742_10203690.jpgさて、前にジキルとハイドのCDを3枚セールで注文して、「お目当てだけ来てない…」 と書いたのですが、それがこのCD。Resurrecttion = 復活。ロック調に新しく編曲した?というものだそうで。
すいません、すっかり "Restruction" と思い込んでましたら、大間違い(^_^;

パソコンに取り込んで今ざっと聞いてるんですが、伴奏にところどころ 「ギュイ~ン、ギュイ~ン」 とエレキギターが入ってる他は、別にロックじゃないですな。歌い方はごくまっとうに伸びやかにやってるし。これなら普通の伴奏の方が嬉しいかも(^_^;

あ、でも、ドイツ語版で好きになった "I need to know" 、"Bring on the Men" 、"The Girls of the Night"、"The World has gone insane" の4曲が英語でも聞けて良かった~♡
そういえば、"I need to know" が入ってるバージョンでは、ジキル博士の婚約者はリサと聞いてたのですが、このCDではエマ。ちょっと不思議。

実はこの間から、手元にある英独韓洪4ヶ国語 (ハンガリーは1曲だけだけど) のCDをぜーんぶ1つのプレイリストに入れて曲順に並べて聞き比べる、なんてことをやってるのですが、さっそくこれも入れてみようっと。

それにしても長く掛かった買い物でした。(以下グチなので隠します^^;)

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by yukituri | 2006-10-26 07:29 | Jekyll & Hyde

AKURO感想 2

1) 衣装: 事前イメージとしっかりきっぱり違いすぎ(笑) チラシだと彩輝さんはクノイチみたいだし、パンフだと田村麻呂まで蝦夷風だし。

蝦夷の男たちは青基調でけっこう露出度高い。寒くないのか(^_^; 藤本さんなんて 「どこのレスラー?」 みたいな衣装だった。ガタイもいいし。

彩輝さんは、前に書いたように 「鈴鹿御前」 姿が美しいし、生成りの長衣にコケ色のショールを重ね、髪は頭の上で小さい輪を2つ作って他は流している 「アケシ」 も可愛いかった。

大和側の男たち。最初に出て踊る3人 (真ん中って吉野さん?) はまあ時代考証的にまともそうだけど、あとはちょっと。今さんの衣装は、赤いズボンの上に紫の長上着 (マントまで付いてる!) の田村麻呂の無国籍風はちょっとぬぼーっとして見えたけど、「田村丸」 の白い束帯?と黒い冠 (やや中国風) の方は格好良かった。高麿たちのはちょっとヘン。多分、踊りの都合なんだろうけど、狩衣の前に垂れている部分がずれてる。小者たちは両横、高麿なんてななめ45度くらい左脇になっていた(^_^;

2) 音楽: 洋風なんだけどどこか和風というか… エリザベートみたいに 「これ!」 という名曲があるわけじゃないけど、物語の流れによく合ってて盛り上がる。祭囃子を思い出させる 「♪生まれー替わり死に替わりー」 は長く耳に残った。

3) 主要男性キャストの感想
安倍高麿= 新任の軍人 (というより文官って感じ) : 坂元健児
 初見。桃太郎みたいな髪型で、純朴ないい人。大和風の顔立ち(^_^; 背はやや彩輝さんより低い? せりふの ”間” がうまくて、しょっちゅう笑いを取っていた。歌声は時々がさついていた肝するけど、なかなか朗々。

坂上田村麻呂= 征夷大将軍 / 田村丸 (お話の将軍): 今拓哉
 初見。レミゼファンからよく名前は聞いていた。現ジャベールだっけ? 背がすらっと高くて、歌もうまいし、はまる人が多いのも納得。

謎の若者 / アテルイ (の霊) : 吉野圭吾
 「ダンス・オブ・ヴァンパイア」 のヘルベルトのような色気はなかったけど(普通いらんって)、これまた軽妙な若者役がとってもうまい。踊りや歌は言うまでもない。
 
赤毛 / イサシコ= 江刺蝦夷の長: 駒田一
 「ヴァンパイア」 では背中を丸めてウゴウゴ言ってるだけのせむしの下僕、クコールだったから、普通の役では初めて見た~ やはり少ーしだけ息が混じってる感じだけど (劇場の音響のせいかも?) 歌える人だな! 蝦夷の長としての威厳や考えの深さもよく表現していた。

オタケ= アケシの兄: 平澤智
 多分、エリザベートに出てた? ”妹”より背が低そうだったけど、彫が深い顔立ちがきりっと格好いい。名前は江戸の女みたいだけど(^_^;

ヒトカ= アケシの (元?) 婚約者: 藤本隆宏
 去年秋のエリザベートのエルマー役。その時から体格いいと思っていたけど、これほどとは。蝦夷の中では和平派、♪気は優しくて力持ち タイプかな。最期のシーンではうるっと来た。
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by yukituri | 2006-10-25 12:24 | 国内観劇 (その他)
チケットを譲ってもらった時は秋晴れの予報だったのに、気が付いてみたらちょうど私が行く時だけ大雨に。あわよくば1泊して温泉と紅葉♡ の予定だったのに、雨女なのかな(涙) 景色も期待できないし、翌日にちょこっと片付ける仕事もできたので、無理やり日帰りしてしまった。

d0064742_20315758.jpg新幹線なら4時間ちょっとで着く会津若松へ、わざわざ東武・野岩鉄道・会津鉄道周りで2時間余分に掛けて行った。秋のこのシーズン、東武の往復切符を使えば4-5割安く行けると分かったので。雨だったけど、鬼怒川の渓谷の紅葉の走りも少しだけ楽しめた(^^) 若松市内も会場までは往復路線バス (→さすが”風雅堂”あまりに真面目な毛筆調の看板)。まあ、帰りはタクシーが争奪戦だったせいもあるけど。あと、乗り降りした駅が辺りに何もない所だったので、食事もスーパーの菓子パンと持参のビスケット… 徹頭徹尾ケチケチ遠征!になっちゃった(^_^;

10/24 14:00 会津風雅堂1階11列サブセンター

d0064742_203514.jpg地方の会場に行くのはそういえば初めて。観劇マナーが何だかなぁ。私の前の人は白い毛糸の帽子を観劇中も被ったままで、暗くなると浮かび上がって異様に邪魔だった。頭でさえぎられる面積も増えるし。ショーの前に頼んだら脱いではくれたが、座高高めで前後左右に身を乗り出すし。大空さんの客席下りの時なんて、30度は通路に乗り出してたぞ…orz
芝居の真っ只中に立って出入りするおじちゃんおばちゃんも何人も(>_<)

気を取り直して 「あかねさす」。全国ツアーも後半となると疲れが溜まってくるのか、大空さんの目の下に前回なかった線が… 青森・北海道の後のとんぼ返りだもんね。もっとも、それが中大兄に凄惨さを加えてていい感じでもあった(ファンは盲目♡) 相変わらずすごい目力。
AKUROに比べるとやっぱり殺陣とかの迫力は物足りないが、古代衣装の着こなしはさすがこちらの方が何枚も美しい。

ショーはやっぱり楽しめる(^^) ラッキーにも通路席を譲ってもらえたし! しかし、ソロの男役に瀬奈さんしか歌のうまい人がいないのはいかがなものか。もっと若手にも歌わせたっていいのに。前回 「癒し系だなー」 と感心した雉の歌手・五十鈴ひかりさんとか。
遼河はるひさん、背が高くてスタイルいいから、黒ダイヤみたいな格好をするとすごく似合う。ラビアンローズでも前回よりは肩の力が抜けて、魅力をアピールできていたと思う。でもね、ためて歌うのはもっと余裕が出てからでもいいと思うの、ワタシ。

今日の 「あの人は誰」  ハッピートゥゲザーの客席下りで、下手通路を私のすぐ横まで着てくれた紫のミニドレスのお姉さん。間近で見るとすっごく細くてきれいで、ハイトーンボイスが素晴らしかった。シーンの最後では綾乃さんの左後ろにいたから、順位はかなり高い人かと思われ。ひょっとして花瀬さん? だったらあの歌も納得。

そろそろラストスパート、くれぐれもお体に気を付けてがんばって下さい< メンバーの皆さま。
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by yukituri | 2006-10-24 23:42 | 宝塚 (他作品、雑談)
観劇直後の感想で 「冷静に考えると救いがない話」 と書いたのが、ちょっと説明不足かもしれないと思うので補足します。かなり 「それを言っちゃおしまい」 な突っ込みばかりですが、上演も終わったし、表にします(^_^;

蝦夷。多分アイヌと似てた彼らの文化は、征服されて結局残らなかった。逆に、田村麻呂が蝦夷を脅すのに使ったという張りぼては、今でもしっかり 「ねぶた」 として定着している (最初の幕にもそれっぽい絵が描かれている) アケシと安倍高麿の子供からつながるという (謝先生の夢) ”理想の東北王国”を築いた藤原一族も、結局4代目で頼朝にほろぼされてしまう。結果論だけど、これが”長い目”。

高麿、蝦夷の役に立つどころか害になってる気がする(爆) だって 「都へ行って蝦夷の真実を人々に訴えたい」 という彼を無事に岩屋から出そうとして江刺蝦夷は全滅するのに、高麿も結局討ち取られちゃうわけで (大人しく縛に付く予定だったんじゃ?) 唯一、残る希望が子供なわけだから、荒吐の神に選ばれて白い鹿やアテルイが現れる理由って、た…(^_^;? ゲフンゴフン。

それとも、最後にちょっとナレーションで出てくる 「朝廷は犠牲の多さに?撤兵を決めた」 なのかな。そんな史実あったっけ? 参考本読んでみたい。やっぱり、高麿には、ちょっとずるくてもうまく立ち回って、土着の豪族になって蝦夷を (密かに) 助けるという展開を期待したかった。

アケシとの子が未来への架け橋になるというのが感動エンディングだけど、高麿が逆賊認定されちゃってたら、他の安部一族にも不利じゃないかな。ある時点でアケシの子は安部氏を名乗るということだろうけど、盲目で一人になっちゃって、それまでの子育ては大丈夫かな(^_^;? まあ、出てこないだけで、女たちはしぶとく生き残ったんだ、とは思うけど。

(以下お願いモード)
ところで、劇中劇のようになっている 「鈴鹿御前」 と 「田村丸」 の物語、これはパンフに 「朝廷側が御伽草子で語り継いだように」 に当たると解釈してるのですが、「一寸法師」 とか 「ものぐさ太郎」 とかが出てくるあの 「御伽草子」 でいいんでしょうか。ネットで調べた23編のタイトルにはそれっぽいのが見当たらない気がして。この2人や悪路王はどの辺り/本に登場するか、どなたかご存知の方がいたら、ぜひ教えて下さいm(__)m
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by yukituri | 2006-10-24 13:12 | 国内観劇 (その他)
10/21(土)13:00 サンシャイン劇場1階14列

アケシ / 鈴鹿御前: 彩輝 なお
安倍高麿: 坂元 健児
謎の若者 / アテルイ: 吉野 圭吾
坂上田村麻呂 / 田村丸: 今 拓哉

宝塚の演出家、謝先生が主催?のTSミュージカルファウンデーションの作品を初観劇。千席未満の中劇場?はめったに行かないので、それだけで新鮮。小ぢんまりした感じだ。ロビーにお花がぎっしり並んでいるのも初めて見た。彩輝さんあてのが多かった(^^)

男性ばっかり、1メートルジャンプやバック転当たり前のすごいアクロバティックなダンス (吉野さんが特別に見えないくらいみんなすごい!) の連続なので、舞台が狭く感じたり。
彩輝さん、”鈴鹿御前”の白拍子風の姿、きれいで良かった(^^) こちらの時は、男役声と言っていいくらいりりしかったし。

【物語】 坂上田村麻呂が ”蝦夷を討伐” してから数年後。都では、坂上将軍が魔物の娘・鈴鹿御前を魅了し、その助けで北の鬼、「悪路王」 と呼ばれたアテルイを討ち果たしたというおとぎ話が人気を集めていた。
鎮守府の役人として赴任した安倍高麿は、蝦夷を慰撫し文明化しようという田村麻呂に敬服し、潜在的な紛争の種となりうる武器作りの隠れ里 「鉄の谷」 の探索に意気込んで取り組む。地元民だという ”謎の若者” の案内で谷にはたどり着くが、そこで彼が知った、蝦夷から見た真実とは…

女性は他にダンス専科が1人いるだけなので、彩輝さんほとんど紅一点で、3人のいい男に関わる設定。ただ、最後のダーリン坂元さんと並ぶと、ちょっと娘役前傾姿勢かも(^_^; 盲目という設定なのでまあいいけど。

キムシン先生ほどダイレクトではないにせよ、「侵略/戦争を止めよう」 というメッセージ性はかなり強い。被征服者サイドから描いているし。大戦時の日本と重ねているんだろうな。しかし、冷静に考えれば救いがあまりない話では(^_^;? 少なくとも歴史を長い目で見れば。そして誰もいなくなったし。アケシの子供が残って後の東北の有力者一族に繋がっていくという設定はあるとしても。それも蝦夷の中で育ってたら難しくないかと。
あと、アテルイについては、どうやって死んだのかとか、何を思っていた/いるのかという点が、今ひとつ説明不足だと思った。蝦夷が大和朝廷に ”俘囚” と呼ばれ圧迫されていた (だから移動も禁止) こととかも。

と突っ込みしたくはなったけど、大迫力の舞台でかなり楽しめた。和物ミュージカル、しかも異民族?の話というのも面白い。どこまで史実に沿っているのかイマイチ分からなかったけど (参考文献読みたくなった)、パンフレットにも出てきた高橋克彦の 「炎立つ」 とか、荻原規子の勾玉シリーズ (第3作の 「薄紅天女」) を通じて、蝦夷サイドのことも少し読みかじっていたのが理解の助けになったかも(^^)

男性陣とか、他の感想は別立てで…(予定)
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by yukituri | 2006-10-21 23:35 | 国内観劇 (その他)
海外版掲示板でまた教えていただいたのですが、ニフティのシアターフォーラムに ウィーン版来日公演の記事 が載ってましたね。

うん? ”発表” とあるのは芸能マスコミ向け? 阪急とか東宝のHPでは見つけられませんでした。シアターフォーラムによると、

「大阪公演では、舞台装置の一部が変更されての上演」 ですか。大改造しても100%の再現とまでは行かなかったのね。

あと、「東京公演では残念ながらハンス・シャヴァノフによるウィーン・オリジナルの舞台装置が設営出来ないため、コンサート・ヴァージョンでの上演」
やっぱりぃ(T_T)

コマで無理というなら、同じ阪急・東宝系の?帝劇で上演してほしかったです。M.A.の再演の代わりにエリザベート来日公演でも、同じクンツェ/リーヴァイ作品でいいじゃないですか(^_^;

お値段は1万3000円か… コンサート版にしては高いですねぇ。公演回数も東京は大阪の40回に比べぐっと少ない16回。さて、コマのお姉さんに頼んだ 「夜と週末を増やして下さい!」 という希望は叶えられているでしょうか (時期的にはもう決まってた可能性も大ですね)
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by yukituri | 2006-10-21 05:13 | Wien 版 Elisabeth 来日