日本版LNDも気に入りました


by yukituri

復讐でなく愛中心? < モンテクリスト伯 (一言)

2010/1/16 Theater St. Gallen 1列端

今回の旅行の最後は、スイスは St. Gallen の "Der Graf von Monte Christo" でした。劇場の人によると、もう次のミュージカルに移る時期で、上演は少ないそうだから、無理してでも行ってよかったかな。

もともと好きな本ですし、予習で文庫5冊分の原作を読みまくっていったんですが… かなり省略・改変が激しいですねぇ。原作は7割方? 復讐の物語なのに、ミュージカルは9割方、愛の物語かも。

エドモン・ダンテス/ モンテ・クリスト伯とメルセデス、メルセデスの息子のアルベールとヴァランティーヌ (ほんとは別の人の恋人。人数節約につき組み合わせ変更) の2組が話の中心。女性の登場・活躍シーンを意識的に増やしてるようだけど、どうもしっくりこない場面があるのと、印象的なソロまではないのが惜しい。

個人的に面白かったのは、初めて 「愛付き Thomas」 (^_^;? を見たと思えたこと。これまで生で観た2つの役では、ファントムは大きい駄々っ子で色気なかったし、クロロックにとっては Sarah ははっきり言ってエサとしか思えなかったんですが(^_^;A 今回は一応、激しくはないけど、恋するダンテス青年に思えました。それなりに若く純真にも見えたし。
フランクフルトの Uweトートもそうだったけど、年がこんなに変わって見えるなんて、役者さんってすごいなぁ。

d0064742_13231114.jpg作品としては、ダンテスの心の父・ファリア司祭がコミックキャラになったり時代無視のボンテージ女海賊が出てきたり、娯楽性を高めようとしてるなとは思いました。はまるほどじゃなかったけど、1幕はけっこう気に入ったかな。もう1回くらい見たいところだけど、この後も土曜日ばかりだから、行くとしたら旅行初日が良さそう。

一応、出待ちにも挑戦。Thomas はあっさり行ってしまったけど、サインはくれたし、ダンテスの雇い主モレル氏の Andre さんはソロなしで残念だったけど (製作中の? ごく初期にカットされたそうな)、次の "Ich war noch niemals in New York" で船長さん (似合いそう~) をやると聞いて、ちょっとあの作品を見るのが楽しみになったし。

フェルナン役の Carsten も久々に生舞台で見て (ちょっと丸くなったっぽいけど、相変わらず悪役が似合う)、設定の疑問とか少し教えてもらえたし。こちらでは漁師ではなく、初めから格好いい将校? なんだそうです。ちなみに、抱き合うエドモンとメルセデスの後ろに暗い顔をしたフェルナンが描かれてある表紙の本をプレゼントしたら、日本版は見たことないそうでとっても喜んでくれました(^^)

出待ちで知り合ったドイツのファンの人とビールを飲んでミュージカル談義もして、なかなか充実した最終日になりました。
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by yukituri | 2010-01-17 14:51 | 海外観劇 (他作品、総括)