両方なかなか < 韓国版モーツァルト! (一言)
2011年 05月 28日
ポスター、誰が誰やらぱっと見では分かり切らなかった (こら) けど、左から順に (敬称略) イム・テギョン、キム・ジュンス、チョン・ドンソク、パク・ウンテ の皆さんだそう。ヴォルフガング4人衆、みんな若くて男前。
ウンテさん、きりっとした表情でビジュアル系に写っている(^^)
2人ともそれぞれ良かった。Uwe さんコンサートで1曲だけ聞いたウンテさんのヴォルフガング全体を見られて嬉しかった♪ 流れの中の方がやはり楽しめる。"Ich bleib in Wien" (僕はウィーンに残る) の最後の叫び (「自由だ」 の "だ~~~" 部分) が特に素晴らしかった。
テギョンさん、ちょっと大空さんを思い出す、好きな顔立ち(^^) 始め、声がザラザラ? と感じたが、わざとかもしれない。後半は美声で、「なぜ僕を愛せないの」 が聞き応えたっぷりだった。
あれっ、アマデは何でこんな行動を? と思った場所や、この人がこの曲を? と意外なリプライズがいっぱいあったので、去年の東宝を見ておけばよかったと後悔。いい予習にもなったろうに。
色彩がきれいで、全般に日本版より好きな演出 (空飛ぶピアノは除く笑) ヴォルフはかなり活発に動き回り、体力がいりそう。ポスターの赤い上着が頻繁に登場するところも違う。
びっくりしたことに昼の回の前にクンツェ&リーヴァイの姿が劇場前に。初日ではないが数日目からいたらしく、舞台挨拶はなし。クンツェ先生は、そのうちMAも韓国でやるかも? と言っていた。実現したらぜひ見てみたい。リーヴァイ先生は、全体に韓国キャストの方が歌がうまいという意見。
東宝版とはかなりの違い。明るい "Was fuer ein Kind!" (なんて子だ、ウィーンCDの最初の曲) で始まるのはやはり好き。「奇跡の子」 もちょっとだけあって、ジキハイ同様、オープニングのいいとこ取り?
端折りが多いらしい。言葉が分からなくても、つなぎの台詞が省略されてる? と感じた所があった。
コロレドのミン・ヨンギさんが素晴らしかった。CDよりずっと、下手したらヴォルフより声がよく出ている。三銃士で1回だけ見た時は調子が悪かったのだろう。衣装が華麗。馬車シーン (こちらは下痢ピー) は笑えた。
コンスタンツェと男爵夫人も、CDとは段違いの聞き応え。コンス最高!
シカネーダーは吉野さんのシャープな動きがすごく懐かしくなった。こちらの人も下手じゃないけど。歌も特筆するほどではない。
今日のお父さんはそんなに美声じゃなかった。
カーテンコール撮影可。主催者により違うらしい。昼の回では、ウンテさんが頭の上でハートマーク。夜の回は、アマデが側転していた。