どっちだ、兄弟 < ジバゴ
2012年 05月 09日
ちなみに、遅まきながら図書館でいくつか借りてみたら、映画パンフでは「異母兄」エフグラフ、新潮文庫の人物紹介では「異母弟」エヴグラフ (笑)
ロシア語も Brother と同じで 「きょうだい」 としか言わないのかな? 場合によっては作者も決めてなかったりして~
追記)そう思うと気になって、夜の間に原作を読んじゃいました。詩の前まで。最初はつまらなかったけど、だんだん引き込まれました。このきょうだいは原作だとはっきり弟ですね。10歳くらい年下か? すごい謎めいた人物で、所々にしか登場しないから、カットも不思議はないけど、惜しいな。
かわいい魔性の女としか思ってなかったラーラが教師で知的だったこと、ジバゴがなかなか愛妻家の誠実な夫だったこと(ラーラとの仲が始まるのは下巻になってから) 全体のトーンにかなり明るさがあることも印象的でした。