脅迫じゃないの? < ルドルフ・ウィーン版との違い
2012年 07月 19日
*ルドルフの王子様度
ウィーン版だとやたらゴホゴホしながらヒップフラスコ引っ張り出しては酒あおってるやさぐれ皇太子。東宝は体調よさそうで、フラスコも1幕最後に確認できた程度。プリンスファンに許されないか(^_^;? ハラ出てないし (Drew ごめん、ファンですが) ちゃんと教練してるのかも。
*マリーに正体? を明かす時
「ユーリウス・フェリックス!?」 「仰せの通り」
悪戯っぽく手にキスをしていたのがなし。地味に好きだったのにな。最初の不具合DVDではここで再生が止まり、「こんなところにチャプターが」 と面白かったシーン。
*ターフェがツェップスを執務室に呼び付ける時
圧迫用に低い椅子に座らせておきながら、慇懃無礼に葉巻を勧めていたのがなかったような。
「…殿下」 という呼びかけもフツー。全般に迫力や嫌味度が低い。
やっぱり、慇懃無礼さMAXの岡ターフェで見たかったなあ (涙)
で、一番気になったのがターフェの決め台詞、というか少なくともウィーン版ではそうだと思ったところ。ツェップスやマリーに、
「私は脅迫はしない。決してしない。約束をする」
と言うシーンで。
Uwe さんだと、「約束という名前の脅迫だ、決まってるだろ」
と聞こえたのが、
サカケンさんだと、普通に 「脅迫はしないことを約束するよ」
でした。んんん? 私が台詞を曲解してた? 役者さんの解釈の差?