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日本版LNDも気に入りました


by yukituri

可愛い馬脚 < グリュンネさん

終わっちゃった(泣) ウィーン版エリザベートで主要キャストの次に注目していたのが、”踊る伯爵” こと、グリュンネ他の Martinさんです。ノリがいいですよね~ ファン目線もあるけど、これまで見た海外版の中では一番好き。

(ちなみに日本版では、宝塚月組1回目の渋いオジサマ磯野千尋さんが忘れられませんが何か)

ウィーン版でいつ見ても笑っちゃう、チェスのオンマさんパカパカ。



多分、馬の足取りを真似てて、分かる人には駆け足か並足かとかどんな馬術技だかも分かるんでしょうね。どの人見ても楽しいですが、中でも目立ちます。軽快というか跳ねてるというか。

一度、帰り道の Martinさんと立ち話ができた時、友達の感想の 「馬の脚がすごく楽しい」 を伝えようとして、間違えて 「可愛い」 と言っちゃったんですが、当たらずといえども遠からずだったみたいw。「(役得で)ヴォルフ夫人の店に行けるって、嬉しくてしょうがないから、馬が躍り上がってるところを表現してるんだ」 だとか (笑)

千秋楽の時なんて、ほんとにピョーンとやってましたね。

全くもう! 「私も皇帝のことは理解できますね… そう、男として」 のところも思い入れたっぷりすぎで、馬の尻でゾフィー馬をはたいちゃうし。ヴォルフの店でも、すっげー嬉しそうな目で娼婦たちを見てるし。

アルバイトのカフェ客 (皇太子や重臣勢揃いでだべってていいのかw) でも、第一声から始まって、のんき者な風情がよく出ていました。

セカンドのトートやらせりゃかなり素敵だし、他にもルドルフ (ファーストもあった)、フランツ・ヨーゼフ、ルキーニまでやってた、エリザベートの男性主要役を総なめの芸幅の広い方ですが (ターフェ首相もかなり好みだった)、一番好きなのはのんきな役のような気がしてきましたw

あ、そうだ、親戚の集まりのところ、マイク入ってなかったのもこの人ですよね? 生声なのにけっこう響いてたのが偉い。一度、おコンサート式の生歌ライブを聞いてみたいものです(ヴォルフ、トート、ターフェ、バルジャン、選曲ネタはたっぷりだ) 難しいだろうけど…

やっぱり、エリザベートにはおそらく出納めだそうです。寂しい…
by yukituri | 2012-10-31 22:08 | Wien 版 Elisabeth 来日