「音楽の都」 の観劇マナーって… < Elisabeth @ Wien
2013年 10月 18日
結果は… なんだかあんまり浸れませんでした。
1) 昨日までが、自分にとって新鮮な作品の上に出演者も凄い公演だったので、比べて 「こんなものか」 となった
2) 色鮮やかな映像の多用、まったく違う衣装など、元のと比べいろいろ変わってしまって違和感があった
(去年秋に来日した20周年記念のセミコンサートは、ほぼ元演出に準拠)
3) 周囲の観劇マナーが悪かった
が理由です。
特に3。これが 「音楽の都」 のマナーなの? と思っちゃいました。
ドレッドヘアをわざと崩してけば立てたような頭の客が前に座り、しかも頭をフラフラ動かすので視界の中央が常に遮られたのも困りましたが、これだけならまあ (かなりひどいとはいえ) 前方運が悪かったですむ。1列目が買えなかった時の最大のリスクです。
でも、前奏どころか台詞と歌が始まってる (例 "Kitsch") のに、連れとの私語をやめない客はどうなのか。闇広でルドルフがトートの膝に縋り付いたところとかで、失笑した上でなにか言ってた客もいた。
横か後ろの1組くらいなら、口に指を当ててシーっとするとか (上演中は言葉は出したくない) できなくもないけど、少なくとも3方向にいるとなると… そもそもこちらはよそ者で、そこまでしていいかも分からない。
これまでも私語が気になることはあったし、もしや、「なにあれ!」 「すごいね!」 とか、自宅の居間にいるように楽しく語り合いながらミュージカルやコンサートを鑑賞するのが音楽の都流、なのかもしれませんから。