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by yukituri

ルードヴィッヒ2世 (8/1、コンサート形式…涙)

8/1(火) フュッセン、ノイシュヴァンシュタイン祝祭劇場 8:20ごろ…

d0064742_0183441.jpgLudwig : Nils-Holger Bock 3?
Sisi : Janet Chvatal (1)
Dr.Gudden : Dietmar Ziegler 2?
Sybille/ Engel : Suzan Zeichner (1)
Otto : Mattias Eschli (1)
Schattenman : Martin Markert 2?
Graf Dürckheim : Marc Gremm (1)
Ludwig (子役) : Tobias Görne ?

【物語】 狂気と診断され監禁されたバイエルン王国のルードヴィッヒ2世は、精神科医のグッデン博士とのいわゆる 「最後の散歩」 (この語、湖で死体で発見) をしている。回想:少年時代。教師は厳格で政略結婚の両親は冷たく、ヴァーグナーのオペラの騎士ローエングリーンに憧れるルードヴィッヒ。時は流れ、父の急死により18歳で即位した彼は宣言する。「私はバイエルンを戦いではなく、美と芸術の殿堂にしたい。音楽と建築を通じて!」 しかしそれは、廷臣たちや軍事産業の望むものではなかった。心が通じ合える従姉妹シシィ (オーストリア皇后エリザベート) にも愛を拒絶され、孤独を深める彼は、ヴァーグナーへの援助やノイシュヴァンシュタイン城などの建設にのめり込む。それらに金を湯水のように使い、軍事に消極的過ぎる王に、廷臣らはついに決断。グッデンに圧力を掛け…

お聞きしていた通り、オペラとミュージカルの中間のような雰囲気で、コンサート形式ということもあるだろうけど、みんなが順番に歩いてきてせりふを交わしてちょっと演技して、そしてアリアを歌うって感じ。普通のミュージカル役者より歌唱力が要求されるかも。シシィの "Rosenkavaliere vor verschloss'ner Türe" (「閉ざされた扉の前の薔薇の騎士」?) とかは、かなりその方向の、美しい曲だった。
ミュージカルっぽく楽しいシーンは、おかしな発明家のシーンや、ノイシュヴァンシュタイン城を建設中の労働者たちのコーラスくらい。 あと、ローエングリンに憧れる子供時代のルードヴィッヒがいたいけで可愛かった♡

しっかりした本風のプログラム (歌詞も全部載ってる!) を見ると、けっこう配役が今と違うらしく、?と付いてる人たちはその役をカバーする予定にもなってないという… 主役の Nils-Holger Bockさんまで(^_^;? プロフィールを見ると、普段は意地悪な先生や、忠実な側近・デュルクハイム伯爵をやってるようだけど。あと 「ルードヴィッヒ2世-楽園への憧れ」 という題の前作 (全く別物なんでしたっけ?) では1年間主役だったそうだけど、哀れ格下げになったのかな… 悪くないと思ったけどなあ。

ちなみに、ゆずさんが気にされてた Bruno Grassini さんは Schattenman (影の男… 何をする人なのかイマイチ分からない。宮殿にいつの間にか紛れ込んでて、最後に銃を持ってた人かな ^_^;?) の本役として掲載。彼がシュトゥットに行って抜けたから玉突きになった?

ちなみに、予習のために宝塚の 「ルードヴィヒ」 を見ていったら、けっこう似てたような(^_^; あちらにはシシィがいない代わり 「幻」 という白い衣装のヒロインが出てくるけど、こちらにも 「天使」が。何でも、ルードヴィッヒに生きる力を取り戻させるんだそうだけど、天使と言うには破滅へ唆してる気もするなあ (笑) 「グッデンの影」 というのも宝塚版にいたし。まあ、この題材ではある程度共通になるのは不思議じゃないんだろう。宝塚は宝塚でとても幻想的で美しい作品だ (主役級の皆さんは言うまでもなく ^^;)

ちなみに、フュッセンの宿のおばあさんによると、「400回も上演してきて、こんなトラブル (舞台装置が故障、遅れた上にコンサート形式に) は本当に初めてなのよ!」 だそうだけど、それが何? 私たちのような客はいつも一期一会だ。まあ、機会があれば今度こそ Janさんできちんと見直してみてもいいけど、くらいには思ったが。
by yukituri | 2006-08-06 23:55 | 海外観劇 (他作品、総括)