東宝 「ヴァンパイア」 CDで脳内上演と聞き比べ
2006年 12月 03日
ハイライト版ですが、劇場録音なのでせりふもかなり入ってます。うーん、脳内上演状態! こうして聞くと、1幕最後の辺りの市村教授と山口伯爵のオーバーアクション気味の演技がなかなか微笑ましい。ついその場面を思い浮かべてしまいます。もちろん、吉野ヘルベルトとアルフレートのシーンも(^_^; 収録パターンの関係で、浦井アルフではないのが残念。
思えば、M.A.と比べると楽しい作品だったよなあ。懐かしくなりました。
あれっ、ライヴといっても拍手は全然入ってない。録音する方向が違う? あと、オーケストラの音とか声が何となく軽く聞こえます。残響が入ってないからかな。劇場の方が迫力ありました。まあ生が最高!には違いない。
2枚組で、1幕は浦井アルフレートと大塚サラ、2幕は泉見アルフレートと釼持サラのコンビ。逆の組み合わせの方が好きでしたが、この際、ぜいたくは言えない。2曲ずつ別パターンのボーナストラックも収録されており、1幕は泉見×釼持の 「初めてだから」 ("Nie geseh'n") と 「あんたは素敵」 ("Du Bist Wirklich Sehr Nett") 、2幕は釼持サラ×山口クロロック伯爵の「愛のデュエット」(本来は "Totale Finsternis") と、浦井アルフレートの「サラへ」 ("Für Sarah") という選曲でした。うーん、1幕は 「外は自由」 ("Draussen ist Freiheit") を入れて欲しかったな!
で、ボーナストラックを元の曲の後に入れて並べ替えたプレイリストを作って聞いてみました。剣持さん、この収録の時は調子が悪かったのかな。Totale Finsternis で声がかなりかすれてました。私が2回目に見た時は大塚サラより歌がうまいと思ったけど、このCDでは負けてるかも。まあ、どちらのサラにせよ、この曲では山口さんはかなーり手加減してるのははっきり分かりますが(^_^;
というわけで、うまい Sarah が聞きたくなり、ウィーン版も加えてドイツ語・日本語で曲順に並べ替えて聞き比べ。感想は…ワタシ、やっぱりウィーン版が好きです(^o^)/ 音のクオリティもいいし、大部分のキャストの歌唱力はやっぱりこちらが上だと思いました。
Mate のシャウトにはやっぱり癒されます(^_^;
ジェリクルさんへTB