「レベッカ」 原作読了 (CDを聴きながら)
2007年 09月 10日
読み終わっての一言。「マキシム、これがもし現代だったら…」 (^_^;
あのハッピーエンドそのままというわけには多分行かないでしょうねぇ。
レベッカ強し! です。
上巻、「私」 じゃないですが、こんな謎めいた上流紳士に突然プロポーズされたら、女なら誰でもボーっとしちゃいそう~
下巻、やや尻切れトンボの感も? 舞台の方が、最後のあのシーンとか、すごい迫力だそうですしいいかも。東京で再現は無理だろうなぁ。
ダンヴァース夫人 (この翻訳ではデンヴァース) のコワさが増してるとか、ベンのキャラ少し違う?とか、「私」 の役割拡大?とかクンツェ先生の脚色もありますが、なかなか原作に忠実なミュージカル化だと思いました(^^)
ハイライトCDだと、プロローグの "Ich habe geträumt von Manderley" (マンダレイの夢を見た) とか、怒涛の告白シーン "Kein Lächeln war je so kalt" (あれほど冷たい微笑みはかつてなかった) とか歌詞がかなり原作に沿ってますよね♪ 必ずしも対応しないけど気に入ってるのも、9曲目にしてようやくマキシム登場!の "Gott Warum?" (神よなぜ)、主題歌の "Rebecca" (レベッカ)、問題解決後の "Jensites der Nacht" (夜の彼方へ) とか多数。題は私・直訳です。
ちなみに、前に書いた 「ヘンなところばかり気になる」 の件 (マキシムの名字がミレディーと同じ?や、爵位はあるのか、のこと) は原作を見ても結局分かりませんでした。読み落としたかなあ。